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【リクアワ】AKB48チーム8が涙の初V NGT48はV3ならず【25→1位】

 AKB48グループが19日、TOKYO DOME CITY HALLで1月恒例のライブイベント『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』最終公演を行い、ファン投票25位→1位までの楽曲をカウントダウン形式で発表。2連覇中だったNGT48は、10位の「世界の人へ」が最上位。TOP3にも食い込めずV3を逃し、ここ2年連続2位に泣いたAKB48チーム8の「47の素敵な街へ」が雪辱を果たして悲願の1位に輝いた。

悲願の1位に輝いたAKB48チーム8の「47の素敵な街へ」 (C)ORICON NewS inc.

悲願の1位に輝いたAKB48チーム8の「47の素敵な街へ」 (C)ORICON NewS inc.

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 47都道府県選抜メンバーからなるチーム8の「47の素敵な街へ」は、AKB48の37thシングル「心のプラカード」(14年8月発売)に収録された初のオリジナル曲。リクアワでは15年に11位、16年は3位、17・18年は2年連続で2位と、あと一歩及ばず、悔し涙を流してきた。

 1位発表の瞬間、このときを待ち焦がれたエイター(チーム8ファン)は「ヤッター!」と叫び、“ガチ恋口上”で盛り上げると、チーム8カラーの紺色のペンライトが一面揺れるなか、都道府県名のカチューシャをつけたメンバーが躍動。念願の1位となり、涙ながらのパフォーマンスとなった。

 総監督の横山由依は「いつも悔しいこの曲を見てきたから、すごくうれしいね」と涙で声を震わせながら祝福。中野郁海(鳥取)は「ようやく満を持して1位をいただけて、本当にみなさんのおかげです」と目をうるませ、小栗有以(東京)は声高らかに「やっと1位を取れましたー!」と叫び、右手を高々と突き上げた。

 2位はHKT48田中美久が初センターを務めた「ロマンティック病」。オリジナルメンバーの矢吹奈子(IZ*ONE専任)、朝長美桜は不参加だったが、田島芽瑠松岡はなと3人で飛び跳ねるように登場すると、ひな壇最前列の指原莉乃らHKTメンバーも喜びを爆発させて一緒に歌って踊り、田中は「本当ありがとうございまーす!」とファンに向けて絶叫した。

 3位は昨年の総選挙選抜によるAKB48の53thシングル「センチメンタルトレイン」。センターの松井珠理奈が総選挙後の長期休養を経て完全復活し、フルコーラス歌って踊った。横山から「本当にお帰りなさい」と呼びかけられた松井は「ただいま」と笑顔で返し、「10年間走り続けてきてやっといただいた1位なので、リクエストアワーでもすてきな順位で歌わせていただいて、改めて投票してくださってありがとうございます」とファンに感謝した。

 NGT48は初参加となった2017年に「Maxとき315号」、18年は「世界はどこまで青空なのか?」で2年連続1位を獲得。しかも17年は持ち歌3曲すべてTOP10、18年はメンバー歌唱のない登場曲「overture(NGT48 ver.)」を含めて持ち歌27曲すべてがTOP100入りして大旋風を巻き起こしたことから3連覇が有力視されていた。しかし、今年の最上位は1位の大本命と目されていた荻野由佳センターの最新シングル「世界の人へ」の10位。投票は昨年12月11日までに終わっていたが、TOP100入りは持ち歌40曲中13曲にとどまった。

 今回が最後の『リクエストアワー』出演となるHKT48の指原莉乃は、自身最後の総選挙で1位を獲得したときのAKB48の49thシングル「#好きなんだ」が21位にランクイン。メンバーを引き連れた指原は「みなさーん、3連ミックスお願いしまーす」と観客に呼びかけ、王道の赤チェックの衣装で歌って踊ると「みなさんありがとうございます」と満面の笑みで感謝の思いを伝えた。

 なお、最終公演の序盤には各グループ代表として横山由依(AKB48)、柏木由紀(AKB48/NGT48)、岡田奈々(AKB48/STU48)、須田亜香里SKE48)、吉田朱里NMB48)、指原莉乃(HKT48)、田中美久(HKT48)、瀧野由美子(STU48)が会場とライブビューイングの観客にあいさつしたが、山口真帆の暴行被害騒動に揺れるNGT48のメンバーは兼任の柏木を除いては登場せず。2日間4公演を通して騒動に言及することはなかった。

 唯一NGT48メンバーがコメントしたのは、3位で「センチメンタルトレイン」を歌唱後のこと。横山が総選挙選抜メンバー数人に感想を求め、「おぎゆか、汗だく」と水を向けられた荻野由佳は「ファンの皆さんが頑張って投票してくださって選抜に入ることができて、このステージでこうして立って歌えることがすごく幸せだなと思います」と感謝。観客は拍手と声援を送ったが、荻野にいつもの元気はなかった。

 2008年から始まり、今年で12回目を迎える同イベントは、AKB48および姉妹グループのSKE48・NMB48・HKT48・NGT48・STU48・SDN48の対象楽曲1182曲(派生ユニット、ソロリリースなどは含まず)の中からファン投票で選出された上位100曲をカウントダウン形式で発表する楽曲版総選挙イベント。投票は昨年11月27日〜12月11日まで行われた。

■『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』25位→1位

01. 25位 波が伝えるもの(AKB48)
02. 24位 最強ツインテール(AKB48)
03. 23位 マドンナの選択(AKB48)
04. 22位 新しいチャイム(AKB48)
05. 21位 #好きなんだ(AKB48)
06. 20位 抑えきれない衝動(AKB48)
07. 19位 Show fight!(AKB48)
08. 18位 春はどこから来るのか?(NGT48)
09. 17位 アイスのくちづけ(AKB48)
10. 16位 おはようから始まる世界(AKB48)
11. 15位 Maxとき315号(NGT48)
12. 14位 それでも彼女は(AKB48)
13. 13位 今日は負けでもいい(NGT48)
14. 12位 夢は逃げない(NMB48)
15. 11位 仮想恋愛(HKT48)
16. 10位 世界の人へ(NGT48)
17. 9位 涙の表面張力(AKB48)
18. 8位 暗闇(STU48)
19. 7位 抱きつこうか?(AKB48)
20. 6位 ここで一発(SKE48)
21. 5位 月と水鏡(AKB48)
22. 4位 君は僕の風(AKB48/AKB48グループ センター試験選抜)
23. 3位 センチメンタルトレイン(AKB48)
24. 2位 ロマンティック病(HKT48)
25. 1位 47の素敵な街へ(AKB48)
【アンコール】
EN1. 早送りカレンダー(HKT48)
EN2. 恋するフォーチュンクッキー(AKB48)
EN3. 少女たちよ(全員)

関連写真

  • 悲願の1位に輝いたAKB48チーム8の「47の素敵な街へ」 (C)ORICON NewS inc.
  • 2位「ロマンティック病」(HKT48) (C)ORICON NewS inc.
  • V3を逃したNGT48(C)ORICON NewS inc.
  • 25位 波が伝えるもの(AKB48)=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 24位 最強ツインテール(AKB48)=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 24位 最強ツインテール(AKB48)=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 23位 マドンナの選択(AKB48)=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 23位 マドンナの選択(AKB48)=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 21位「#好きなんだ」(AKB48)=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 21位「#好きなんだ」=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 21位「#好きなんだ」=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
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  • 21位「#好きなんだ」=『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』の模様 (C)ORICON NewS inc.
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