過度の肉体疲労による過換気症候群と診断され、全国ツアーを中断していた歌手の徳永英明が17日、今月27日の兵庫・神戸公演から再開することを発表した。12月6日に行う予定だった富山公演の振替公演は、来年1月11日に行うこともあわせて発表された。

　徳永は今月6日に行う予定だった富山公演に向かうため、同5日に新幹線で移動中、体調不良を訴えて長野駅で途中下車。県内の病院で「過度の肉体疲労による過換気症候群」との診断を受け、富山公演の延期を発表していた。同公演はもともと9月9日に開催予定だったが、軽度の脳梗塞で入院したため、振替公演として行われる予定だった。

　公式サイトでは「この度の度重なる公演の延期では、ファンの皆様、関係各位の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしたことを大変深くお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、「体調不良により延期となりました富山・オーバードホール公演の振替日が決定いたしました。公演を楽しみにしてくださっていた皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしますことを、あらためてお詫び申し上げます」とつづった。

　あわせて「12月27日（木）・28日（金）の神戸公演よりツアーを再開いたします。皆様にお会いできることを楽しみにしております」とファンに呼びかけている。

　徳永は8月18日からスタートした今回のツアーを2度中断している。９月４日に激しい立ちくらみのような状態に見舞われ、かかりつけの病院に救急搬送。そのまま入院し「脱水症状による軽度な脳梗塞」と診断され、同11日に退院。10月7日からツアーを再開した。そして前出のとおり、12月6日に再度ツアーを中断し、27日から再開するが、徳永の体調を心配するファンからは「ゆっくり休んでほしい」との声があがっている。