大みそか恒例の『第69回 NHK紅白歌合戦』(後7：15〜11：45 総合)の総合司会を務めるウッチャンナンチャン・内村光良（54）、紅組司会の広瀬すず（20）、白組司会の嵐・櫻井翔（36）が26日、合同コメント取材会に出席した。

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　初の紅白出演、さらに本格的な番組司会も初めてとなる広瀬は、100作目の節目を迎える来春放送の朝ドラ『なつぞら』に主演する。紅組司会はその年の大河ドラマや朝ドラのヒロインを演じた女優が務めることが多いが、翌年放送の朝ドラのヒロインが“前倒し”で紅組司会に抜てきされたのは、2016年の有村架純以来。平成から新しい元号に変わる歴史的な瞬間に“NHKの顔”を務める広瀬が、フレッシュな魅力で大役にチャレンジする。

　赤いシャツ、赤を基調としたチェックのスカート、真っ赤なパンプスという紅組コーデで登場した広瀬は「紅白初出場。フレッシュさ全開で頑張れたらな」とにっこり。番組司会初挑戦となり「未知の世界で、みなさんに迷惑をかけないように」と緊張しつつも「まずは楽しめたらいいなというのが1番の思いです」と力強く宣言した。

　“司会のプロフェッショナル”の内村＆櫻井の存在は心強いものとなった。「何もかも教えていただきたいです」と助言を求めると内村が「すずちゃんに言いたいのはリハと本番は全然違う」と金言。緊張感がケタ違いだそうで「あの番組はバケモンだ！」と内村がぶっちゃけると、広瀬は「ホントですか？」と目を丸くした。

　映画『ラプラスの魔女』で共演した際に広瀬からトレーニング方法を学んだという櫻井は「広瀬先生の背中を追いかけながら」とニヤリ。広瀬は苦笑いしつつも「『何かあったら遠慮なく言ってね』と言ってくださった。その言葉に1番、安心している。ホントに心強い。地方のキャンペーンも2人で回らせていただいた。その感覚で、ある意味、軽い感じの心の構えでいられたらいいな」と全幅の信頼を寄せた。

　さまざまな人から祝福や激励のメッセージが来たという。「こんなに反響あるんだなと思うぐらいメールとかいただいた」と驚きの表情に。楽しみにしているアーティストについては「若い方が多いなという印象。最近はあいみょんさんを聴いていたので（出場が）すごくうれしいなと。楽しみに思っています」と心躍らせた。

　紅白は「特別な日」ときっぱり。「紅白の時間だけじゃなく、その日自体、みんなワクワク待っている。どの世代とか関係なく日本中のみなさんが見られる歌番組で一大イベントのような存在だと思います」としみじみと口にした。

　同番組は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、昨年の『第67回』から、オリンピックイヤーを目前にした2019年の『第70回』までの4年間、「夢を歌おう」をテーマに掲げ、さまざまな世代の人たちの夢を「歌の力」で応援していく。人たちの夢を「歌の力」で応援していく。