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有働由美子『1万人の第九』で朗読「光栄と緊張感でいっぱい」

 フリーアナウンサーの有働由美子(49)が、今年で36回目を迎える『サントリー1万人の第九』(12月2日、大阪城ホール)に朗読ゲストとして出演することが12日、発表された。

『サントリー1万人の第九』の朗読ゲストに決定した有働由美子

『サントリー1万人の第九』の朗読ゲストに決定した有働由美子

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 1983年に始まり師走の風物詩となった『サントリー1万人の第九』は、ベートーヴェンの「交響曲第9番(=第九)」を1万人が合唱するコンサート。総監督・指揮は今回で20回目となる世界的指揮者・佐渡裕氏が務める。

 13年から始まった“詩の朗読”では、ベートヴェンが第九を作る上でのきっかけとなったシラーの詩「歓喜に寄せて」を翻訳した「よろこびのうた」を、朗読ゲストが1万人の前で読み上げる。これまで、仲間由紀恵、井川遥、栗山千明、佐々木蔵之介、小栗旬が朗読ゲストを務めてきた。

 今回「よろこびのうた」の朗読を有働に依頼した背景には、この1年、台風、地震、水害など日本全国で自然災害が続発し、今もなお生活の根本が安定しない被災者が多くいるという実情によるものだという。「1万人の第九は一人ひとりが主役」という不変のメッセージを多くの人に届けられれば、との思いから、生活情報からニュースまで気持ちを大切に伝え続けてきた有働に朗読を託した。

 有働は「クラシック界の常識を変え、第九を広く人々に広めた画期的なイベント『サントリー1万人の第九』に、朗読という形で参加させていただける光栄と緊張感でいっぱいです。命の歓びが爆発するような力強さあふれる詩。一つ一つの単語の意味を考えながら、世界観を築き上げられればと思います」と意気込みを語った。

 公演は12月2日に大阪城ホールで行われ、同29日にMBS(毎日放送)TBSテレビ、CBCテレビ、HBC(北海道放送)、RKB(RKB毎日放送)、TBC(東北放送)6局ネットで放送予定。

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  • 『サントリー1万人の第九』の朗読ゲストに決定した有働由美子
  • 指揮を務める佐渡裕氏
  • 『サントリー1万人の第九』昨年の模様(C)MBS/サントリー1万人の第九

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