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Shout it Out、8月で解散を発表「青春のすべてでした」

 2人組バンド・Shout it Out(シャウト・イット・アウト)が、8月をもって解散することが5日、公式サイトで発表された。

8月で解散するShout it Out(左から)山内彰馬(Vo&G)、細川千弘(Dr)

8月で解散するShout it Out(左から)山内彰馬(Vo&G)、細川千弘(Dr)

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 大阪出身の同バンドは、10代限定のロックフェス『未確認フェスティバル』の初代グランプリ。2016年7月、SUPER BEAVERの柳沢亮太(G)のプロデュースで4人組バンドとしてメジャーデビューしたが、2ヶ月後の9月にはギターとベースの2人が「燃え尽き」を理由に同時脱退。以降、山内彰馬(Vo&G、21)、細川千弘(Dr、21)の2人で活動を続けてきた。

 山内は「僕のわがままで散々振り回してきたShout it Outというバンドを、僕のわがままで終わらせることにしました」とファンに解散を報告。「僕は心の底から幸せだと思える日々を過ごして、まぎれもなく、このバンドが僕の青春のすべてでした。でも、それこそ僕が『このバンドを終わりにする』という選択をした大きな理由の一つでした」と説明。

 リーダーの細川は「彰馬はご存知の通り破天荒な奴で、今まで何度も振り回されてきましたが、彼と共にバンドができたことを、後悔したことは一度もありません」とし、「これからはそれぞれの音楽人生へ進みます」と宣言した。

 活動の区切りとして、7月18日に2枚組ミニアルバム『また今夜も眠れない僕らは』をリリースし、7月23日からワンマンライブツアーを『嗚呼美しき僕らの日々』(全9公演)を開催。8月10日の東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEでファイナルを迎える。

 なお、ラストアルバムのディスク1には新曲も収められ、三島想平(cinema staff)、上坂仁志(KOTORI)、アマダシンスケ(FOMARE)、鈴木陸生(元・赤色のグリッター)らのサポートを受けてレコーディング。ディスク2にはバンドの6年間を集約した「17歳」「光の唄」「青春のすべて」「青年の主張」など全8曲が収録される。

 山内は「これがShout it Outからの、最後のとどめです。楽しみにしててね。ありがとうございました」とメッセージ。新曲「鳴り止まない」がきょう5日放送のTOKYO FM系『SCHOOL OF LOCK!』(後10:00〜)で急きょ初オンエアされることが決定した。

■ Shout it Out 1st ONEMAN TOUR『嗚呼美しき僕らの日々』
7月23日(月):岡山・CRAZYMAMA 2ndRoom
7月25日(水):福岡・graf
7月27日(金):大阪・梅田クアトロ
7月30日(月):香川・高松TOONICE
8月2日(木):愛知・名古屋APOLLO BASE
8月4日(土):長野・松本ALECX
8月6日(月):北海道・札幌COLONY
8月7日(火):宮城・仙台enn 2nd
8月10日(金):東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE

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