人気グループ・KAT-TUNが20日、東京ドームで『KAT-TUN LIVE 2018 UNION』公演を開催した。2016年5月1日の東京ドーム公演終了後から充電期間に入り、今年1月1日の『ジャニーズカウントダウン 2017−2018』にて再始動。約2年ぶりに単独で東京ドームのステージに立った3人を、待ちわびたファン5万5000人が歓迎した。夏には全国ツアーも発表され、改めて充電期間の“完全終了”をアピールした。

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　冒頭、巨大な海賊船をイメージしたセットから登場した3人は、三本の矢をイメージしたコンサートロゴを背にしっかりと手を重ねた。デビュー曲にアレンジを加えた「Real Face♯2」では上田竜也の「出航だ！」という高らかな合図を受け、中丸雄一は「きょうをもって充電期間を完全に終了します！」と宣言。亀梨和也は「きょうから俺たちと一歩一歩しっかり進んで、思い切り愛し合おうぜ！」と煽るとファンからの大声援に会場が揺れた。

　公演前の会見では「ワクワクしすぎて寝れなかったです」と興奮を抑えきれない様子だった上田。MCでは中丸から「オープニングでスタンバってる時、上田くん泣いてたでしょ」と暴露されてると上田は「泣いてないっす。…はぁ？」と強がって、笑いを誘う場面も。また、ジャニーズ冠バラエティー初の動画配信として『KAT-TUNの世界一タメになる旅！＋』がネット動画配信サービス・Paravi（パラビ）で5月3日よりレギュラースタートすることも発表された。

　この日は2時間半を超えるステージで、新曲「Ask Yourself」を含む全29曲（メドレー1曲換算）を披露した。最後のあいさつでは中丸が「本当にいつも感謝しています。こうやって2年経ってもみなさんと楽しい時間が過ごせることをうれしく思います」と感慨深げに語れば、上田も「再始動はしましたが、またここがスタート。13年、14年、15周年はみなさんと素晴らしい景色を一緒にみたい」と約束。亀梨は「僕が今KAT-TUNとして立てているのは、立っている意味はみんななので、これからもずっとそばにいてください」と熱く呼びかけた。

　アンコールではライブツアー『KAT-TUN LIVE TOUR 2018』の開催決定を報告。この日一番の大歓声のなか、亀梨は東京ドーム公演に集合したファンに向け「（今度は）ツアーを通して僕らがみんなに会いに行きたい」と期待に胸をはずませていた。同ツアーは8月4日のマリンメッセ福岡を皮切りに8都市23公演を予定している。

■全国ツアー『KAT-TUN LIVE TOUR 2018』
8月4日、5日　福岡・マリンメッセ福岡
8月25日、26日　静岡・エコパアリーナ
8月29日、30日　愛知・日本ガイシスポーツプラザ ガイシホール
9月8日、9日　新潟・朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター
9月14日〜17日　神奈川・横浜アリーナ
9月29日、30日　宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ
10月13日、14日　北海道・北海道立総合体育センター（北海きたえーる）
10月20日、21日　大阪・大阪城ホール