昨年12月31日をもって37年の歴史に幕を下ろしたライブハウス「新宿JAM」（東京・新宿）が、西永福（杉並区）に移転し「西永福JAM」として6月1日にグランドオープンすることが9日、わかった。

　新宿JAMはスピッツ、エレファントカシマシなど数々の有名バンドがステージに立ってきた老舗ライブハウス。昨年7月、ライブハウスが入るビルのオーナーが代わりビル自体の取り壊しが決まったため、同年末での閉店を発表していた。

　西永福JAMでは元新宿JAM副店長・カズマックスこと西野一真氏が店長に就任。「新宿JAMの37年間の意思を引き継ぎ西永福の地で新たなスタッフと一丸になって、皆様に永く親しんでもらえるライブハウスになるよう盛り上げていきます」と意気込みを語った。キャパ250人のライブハウスのほか、飲食店「cafe 1980」も併設されている。

　また、新生JAMの設立にあたり「設立メンバー募集プロジェクト」と銘打ったクラウドファンディングも実施。「運営だけではなく今までJAMと関わってくれた、そして応援し続けてくれた皆様と一緒に新しいJAMを立ち上げたい 」との思いで、誰でも参加できる0円のプランから、金額に応じたリターンを用意する。

■西永福JAM クラウドファンディングページ
https://www.muevo.jp/campaigns/1501