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JY(知英)×岩井俊二が異例の試み 共通歌詞で複数曲制作

 女優の知英がアーティスト名義JYとして、3月28日に完全生産限定の企画EP(ミニアルバム)『星が降る前に』をリリースすることが20日、わかった。本作は映画監督の岩井俊二氏とコラボレーション。岩井氏が作詞した共通の歌詞を元に、5人のプロデューサーがそれぞれ楽曲を制作する異例の試みに挑戦する。

JY(知英)と岩井俊二監督が新プロジェクトを発表

JY(知英)と岩井俊二監督が新プロジェクトを発表

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 今回のプロジェクトは、『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』といった岩井監督作品のファンだったというJYが、米ロサンゼルスで岩井氏と偶然出会ったことがきっかけで実現した。

 「星が降る前に」と題された歌詞は岩井氏が書き下ろし。タクシーでの移動中、空に浮かぶ星と月を見上げるJYの姿から着想を得たという。

 岩井氏は「ジヨンさんとロサンゼルスでお会いした時、車中でふと見つけた月を無心に眺めていた姿が印象的でした。国を越えて活躍する彼女にとって星や月はどこから見ても変わらない心の拠りどころなのかもしれないと勝手に想像しました。それがこの詞の原点でした」と回顧。JYは「初めてLAでお会いした時に、私がつぶやいた一言をきっかけに歌詞を展開してくださったと聞いてとても特別な思いがしました」と喜びをかみしめた。

 この共通歌詞を元に、ビッグネームから新進気鋭のトラックメーカーまで5人のプロデューサーがそれぞれ楽曲を制作する新たな試みにチャレンジ。リード曲は岩井氏自らがプロデュースし、ミュージックビデオ(MV)のメガホンも取った。

 1月末、氷点下を記録する極寒の中で撮影されたMVについてJYは「歌詞が映画のワンシーンのような情景です。MV撮影もずっとわくわくしていました。撮影現場での岩井さんの姿からは、映像へのこだわりが伝わってきました。岩井さんの世界に入れて楽しかったです」と感激。「リップシンクをすべて2倍速で撮ったので出来上がりがとても楽しみです。映画のようなMVになると思います」と予告している。

 リード曲はネスレ日本『2018年度「キットカット」受験キャンペーン』のキャンペーンソングに起用されることが決定。参加プロデューサーおよび岩井監督のMVは後日公開される。

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  • JY(知英)と岩井俊二監督が新プロジェクトを発表
  • 企画EP『星が降る前に』完全生産限定盤ジャケット写真
  • 企画EP『星が降る前に』完全生産限定盤展開写真(CD+DVD+ブックレット+オリジナルトートバッグ)
  • 3月28日に企画EP『星が降る前に』をリリースするJY(知英)
  • 3月28日に企画EP『星が降る前に』をリリースするJY(知英)

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