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小沢健二、21年前の“幻の名曲”を初配信 峯田和伸との共演映像も公開

 シンガー・ソングライターの小沢健二が活動休止直前の1997年にシングルのみで発売した楽曲「ある光」が、2日に配信を開始した。同曲は現在まで中古市場で高値で取引されるなどまさに“幻の名曲”で、実に21年ぶりの音源化となる。

幻の名曲「ある光」の配信を開始する小沢健二

幻の名曲「ある光」の配信を開始する小沢健二

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 「この線路を降りたら全ての時間が 魔法みたいに見えるか」という歌詞はその後の小沢自身を予見しているとも言われ、8分16秒に及ぶファンキーなリズムの上に、歌詞、メロディー、ギターサウンドが密度高く構築された、1990年代の小沢サウンドの集大成とも言える一曲。

 また、女優・満島ひかりを迎えたエピソード1配信が好評のApple Musicオリジナルコンテンツ『Tokyo, Music & Us 2017-2018』第2弾も同日、配信を開始した。今回のエピソード2では、峯田和伸銀杏BOYZ)が登場。エピソード1の東京湾に浮かぶ屋形船を改装したゴージャスなセットから、今回は一転して下北沢の小さなスナックが舞台。カリスマ的な人気を持つ2人の大人の男が、語り合い、街を歩き、高架下に用意されたステージで熱くセッションする。

 曲は峯田からのリクエストで「ある光」を演奏。奇しくも「ある光」の発売日は、峯田の20歳の誕生日だったそうだ。番組の特色である小沢の朗読は、峯田からのキーワードを受けて書かれた、「説明屋さんがやってくる」と題されたもの。歌詞をめぐって、街をめぐって、恋愛をめぐって、2人の興味深い会話が続いていく。

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