ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下SME)は25日、29年ぶりにアナログレコードの自社生産が可能になったことを発表した。自社生産復活第1弾として、大瀧詠一『EIICHI OHTAKI Song Book III 大瀧詠一作品集Vol.3「夢で逢えたら」』、ビリー・ジョエル『ニューヨーク52番街』の2タイトルを3月21日発売する。両者は、1982年10月1日に世界初の商業用CDの第1号を発売したアーティストでもあった。
SMEのグループ会社でディスク製造工場のソニーDADCジャパンが、アナログレコード用のスタンパー製造設備を導入。これにより、カッティングマスター制作からスタンパー製造、プレスまで、アナログレコードの生産工程をすべて、ソニーミュージックグループ内にて一貫で行うことが可能となった。
近年、アメリカを筆頭に世界的にアナログレコードの人気が高まり、日本でも国内生産枚数が最も少なかった2009年の10万2000枚に比べ約10倍に増えた(日本レコード協会調べ)。また、アーティスト側からもアナログレコードでのリリース需要が年々増え、アナログレコードの魅力が再注目されていることから、1989年に国内での自社生産を終了していたSMEは、29年ぶりに復活を決めた。
SME代表取締役CEOの水野道訓氏は「アメリカではアナログレコードの売上が300億円規模(IFPI調べ)まで伸びています。日本でもここ数年で急速に成長していますが、まだまだ30億円ほどの売上規模です。しかし、パッケージに愛着のある日本人には、アナログレコードはもっと浸透していくはずです」とアナログ市場を分析。
続けて「ソニーミュージックグループでは、アナログレコード市場を成長分野として捉え、アナログレコード関連ビジネスに一丸となって取り組み、市場拡大を図っていきたいと考えております。今回、自社での一貫生産が可能になったことにより、今後は商品のラインナップを増やし、アナログレコードの持つ魅力をたくさんの方々に知っていただけるよう、一層努力してまいります」とコメントしている。
SMEのグループ会社でディスク製造工場のソニーDADCジャパンが、アナログレコード用のスタンパー製造設備を導入。これにより、カッティングマスター制作からスタンパー製造、プレスまで、アナログレコードの生産工程をすべて、ソニーミュージックグループ内にて一貫で行うことが可能となった。
近年、アメリカを筆頭に世界的にアナログレコードの人気が高まり、日本でも国内生産枚数が最も少なかった2009年の10万2000枚に比べ約10倍に増えた(日本レコード協会調べ)。また、アーティスト側からもアナログレコードでのリリース需要が年々増え、アナログレコードの魅力が再注目されていることから、1989年に国内での自社生産を終了していたSMEは、29年ぶりに復活を決めた。
SME代表取締役CEOの水野道訓氏は「アメリカではアナログレコードの売上が300億円規模(IFPI調べ)まで伸びています。日本でもここ数年で急速に成長していますが、まだまだ30億円ほどの売上規模です。しかし、パッケージに愛着のある日本人には、アナログレコードはもっと浸透していくはずです」とアナログ市場を分析。
続けて「ソニーミュージックグループでは、アナログレコード市場を成長分野として捉え、アナログレコード関連ビジネスに一丸となって取り組み、市場拡大を図っていきたいと考えております。今回、自社での一貫生産が可能になったことにより、今後は商品のラインナップを増やし、アナログレコードの持つ魅力をたくさんの方々に知っていただけるよう、一層努力してまいります」とコメントしている。
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2018/01/25