ORICON NEWS

Kiroro、沖縄で13年ぶりフリーライブ決定

 Kiroroがデビュー20周年アルバム『アイハベル』(24日発売)のリリースを記念し、28日に地元・沖縄のサンエー那覇メインプレイス2Fオープンモールでフリーライブを開催することが決定した。沖縄でフリーライブを行うのは、2005年以来13年ぶりとなる。

デビュー20周年のKiroro

デビュー20周年のKiroro

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 1998年1月にシングル「長い間」でデビューしたKiroroの玉城千春(Vo)、金城綾乃(Pf)は、ともに3人の子どもの母親として、沖縄で育児をしながら活動中。13年ぶりのオリジナルアルバム発売週の週末に開催されるフリーライブは、新作の収録曲とデビュー20周年の感謝の気持ちを込めた名曲とで構成される。ライブ終了後には、アルバム購入者対象の握手会も行われる予定。

 また、きょう9日から「長い間」をはじめ、これまでにリリースしたシングル曲を中心としたミュージックビデオ17作品がYouTubeで一挙公開された。

■玉城千春コメント
やっとこさで作りあげたアルバム。13年もの月日を越えて、オリジナルALをリリース出来る事にまず感謝しています。沖縄にいる私たちにとって、勘は鈍るもので、曲作りに集中するということが、まず関門でした。コンサートでギターを弾いている片山君が沖縄に来てくれたり、マネージャーからも叱咤激励を受けて、重い腰をあげ本腰を入れたのは、、、いつだろうか。。出来上がってしまえば、あっという間の出来事かのように、時は過ぎています。そう時は止まらない。私たちKiroroは40才になり、年相応の、今しか書けない、今だから書ける内容になりました。
デビュー当時「君たちは青虫みたいだな。さて、このあと蝶になるのか、蛾になるのか」とロゴをデザインしてくれた方に言われたことがずっと記憶にありました。私たちは蝶になれただろうか。。蛾なのだろうか。。出来ることなら蝶でありたい。沖縄の方言では、蛾も蝶も、ハーベールーと言うらしい。しかし、アイをつけると美しいという言葉になるとのこと!なので今回は「アイハベル」という名前にしました。
母としてはパタパタで雑かもしれません。音楽家としては中途半端かもしれません。でも、今を一生懸命生かせていただいています。そんな中で生まれた曲。生きている歌達を、どうぞアイハベルで楽しんでください。

■金城綾乃コメント
いつの間にかメジャーデビュー20年。しかし子育て期間を約10年としたら‥あっという間!!子育てをしながら20周年を迎え、アルバムを出せること本当に有り難く感謝の気持ちでいっぱいです!
今回は、ゴスペル調の曲、クラシカルな曲やロック調と様々あって、限られた時間で曲に入り込むのにも苦労しました。家では、子供が学校に行ってる間、また寝てから、という練習時間を想定してたのですが、それでは間に合わず、子供たちが居る間もピアノを弾いていると、「音読するから聞いて!」、「プリント丸付けしてー」と、、
トホホ‥と思いながら、でもそれも今の私かなーと思い練習してました(笑)。
そして、懐かしいスタジオ、ピアノに「弾かせて頂きます、、。」と挨拶をし、デビューしたてのような緊張感でレコーディングは始まりました。ヘッドホンのバランスをとるのに戸惑ったり、16分音符の早弾きに時間がかかったり、一曲一曲対話しながら演奏しました。たくさんの想いが詰まったアルバムです。
『アイハベル』青虫から蝶になれたかな??今の私たち感じてもらえたら嬉しいです。
20年支えてくださった家族、スタッフ、そしてファンのみなさま本当にありがとうございました♪
これからまた〜蝶のように音楽を奏でていけたらと思っています。ぜひ聴いてください!

関連写真

  • デビュー20周年のKiroro
  • 「20年間ありがとう!〜みんなが聞きたいキロロの歌あつめました〜」ライブ写真  Photo by 田中聖太郎事務所
  • Kiroro13年ぶりのオリジナルアルバム『アイハベル』

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索