■『第68回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目（30日、東京・渋谷 NHKホール）
　8回目の出場となるX JAPANは本番で「ENDLESS RAIN 2017紅白スペシャル」を披露する。今年5月に頚椎人工椎間板置換手術を受けたYOSHIKIは、封印しているドラムの“解禁”について質問を受けると「そのような話が出ているのは知っていますけど、まだ30％くらいなので、うわさじゃないですか」と笑顔で含みを持たせた。

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　先月26日に行われた『NHK WORLD presents SONGS OF TOKYO』公開収録では、ドラムを封印していたYOSHIKIだが、ボーカルのToshlから「首の調子は？」と聞かれると「まぁまぁ。来年には叩けるようになろうと思っている」と明るい調子でコメント。今月25日のイベントでは「自分でも葛藤があったけど、近いうちにドラムを叩く姿を見せられると思う。激しいステージができれば」と語っていた。

　この日、自身のインスタグラム上で「ドラムのチューニング中」と題した写真をアップしていたが「ちょっと、うわさを誇張しようと思って」とニヤリ。報道陣から続けて「ドラムは…」と追及を受けると、近くにいた同局のスタッフに「どうですか？」と逆質問して、笑いを誘った。

　万全とは言えない調子ながらも「ふつうのドラムは叩けます。少しは無理をした方がいいとお医者さんにも言われているので、ドラムもリハビリのうちだと思っています」と意味ありげにアピール。昨年の紅白では、シン・ゴジラを撃退していたことから「今年もそれに匹敵するインパクトを期待していますが」と向けられると「期待してください。それくらいのインパクトはあります」と意欲をにじませていた。

　本番で「ENDLESS RAIN」以外の楽曲を披露する可能性について聞かれ、Toshlが「それはまだこれから」と答えると、YOSHIKIが「これからって、もうあしただよ」と笑顔でツッコミ。「本当にこうやって皆さんの前に立てるのは感謝の気持ちがあるので、皆さんに感謝の気持ちを込めて、全身全霊でやりたいと思います」と誓っていた。

　今年の『紅白』のテーマは昨年に引き続き『夢を歌おう』。紅組司会は2年連続で女優の有村架純、白組司会は嵐の二宮和也、総合司会は内村光良（ウッチャンナンチャン）と桑子真帆アナウンサーが務める。放送時間は午後7時15分から午後11時45分の4時間半（5分間のニュース中断含む）。これまでの対戦成績は紅組31勝、白組36勝。