ORICON NEWS

ゆず『冬至の日ライブ』20年の歴史に幕 “原点”伊勢佐木町に凱旋し熱唱

 デビュー20周年イヤーを迎えている人気デュオ・ゆずが22日、神奈川県・伊勢佐木町カトレヤプラザ屋上で『ゆず 冬至の日ライブ ファイナル』を開催。2003年大みそかの『NHK紅白歌合戦』以来14年ぶりに、かつて路上ライブを行っていた原点に凱旋し、20年続けてきたライブにピリオドを打った。

20年続けてきた『冬至の日ライブ』のファイナルを迎えたゆず

20年続けてきた『冬至の日ライブ』のファイナルを迎えたゆず

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同ライブは、1997年のCDデビュー当初からグループ名にちなみ毎年「冬至の日」(12月22日付近)に開催している恒例のフリーライブ。過去には東京・代々木第一体育館駐車場やよみうりランド、横浜スタジアムをはじめ、関東圏以外の地方でも行い、YouTubeでの期間限定配信や、LINE LIVEでの生配信を実施してきた。

 今回“ファイナル”と銘打った『冬至の日ライブ』で、最後にふさわしい場所として2人が選んだのは、デビュー前、毎週路上ライブを行ってきたゆかりの地・伊勢佐木町。当時は松坂屋前にてライブを行っていたが、2008年に閉館。その後、跡地にショッピングセンター「カトレヤプラザ伊勢佐木」がオープンし、この日はその屋上から、当時を思い起こすように2人だけでのライブをスタートさせた。

 ライブはデビュー前からしていた路上ライブと同じ午後10時に開始。登場した2人はまず「よろしくお願いします」と笑顔であいさつ。続けて北川悠仁が「伊勢佐木町ではじめてミニアルバムを作った。きょうは20年ぶりに、その最初に出したアルバムをお届けしたいと思います」といい、1997年にリリースされたデビューミニアルバム『ゆずの素』の収録曲を、収録順に演奏した。

 ライブ中2人は終始笑顔で「空模様」「ろくでなし」など次々と歌った。途中、何曲目を歌ったか忘れてしまうハプニングもあり、北川は「べ、べ、別に(お酒を)飲んでいないです」と笑い、岩沢厚治は「寒いです」と会場のスタッフを笑わせた。さらに代表曲「夏色」を熱唱し、最後は「シュビドゥバー」を歌い上げた。約1時間全9曲のライブを終えると北川は「バイバイ!」と、笑顔で手をふり“屋上”を後にした。

 また、この日、2018年4月4日にニューアルバム『BIG YELL』の発売と、来春からはじまる全国ツアーのスケジュールを発表した。

関連写真

  • 20年続けてきた『冬至の日ライブ』のファイナルを迎えたゆず
  • “ファイナル”と銘打った『冬至の日ライブ』
  • 20年続けてきた『冬至の日ライブ』のファイナルを迎えたゆず
  • 20年続けてきた『冬至の日ライブ』のファイナルを迎えたゆず・北川悠仁
  • 20年続けてきた『冬至の日ライブ』のファイナルを迎えたゆず・岩沢厚治
  • 20年続けてきた『冬至の日ライブ』のファイナルを迎えたゆず

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索