俳優・岸谷五朗の呼びかけで1993年からスタートし、25回目を迎えるエイズ啓発チャリティーイベント『Act Against AIDS 2017 「THE VARIETY 25」〜絶好調俳優大熱唱!本物聴かせますミュージシャン!〜』が世界エイズデーの12月1日、東京・日本武道館で開催された。岸谷、寺脇康文、三浦春馬、ピコ太郎で結成された“ピコ4兄弟”による「PPAP」、高橋優と三浦春馬のコラボレーションなど俳優やミュージシャン17組が3時間にわたって全28曲を“大熱唱”した。
オープニングは岸谷の妻・岸谷香が登場。昨年は夫婦共演で沸かせたが、今年は“芸能生活50周年”の水谷千重子とデュエットで「世界でいちばん熱い夏」を歌い上げ、さらに岸谷が作曲、友近と岸谷が作詞した「千重子のウインク」を披露した。この後、お台場でディナーショーが控えている水谷は貫禄の歌声を響かせると「行ってきまーす!」と手を振り、小走りで武道館を後にした。
DearDreamのパフォーマンスを経て、昨年トリを務めた大黒摩季が登場。代表曲「熱くなれ!」に続き、ピカピカのジャケットを着た岸谷・寺脇・三浦をバックダンサーに従え「Lie,Lie,Lie,」を熱唱した。テレビ朝日系ドラマ『オトナ高校』を観ているという大黒は「(ドラマ主演の)三浦春馬くんが踊ってくれてうれしい」と喜ぶと、「ら・ら・ら」を歌って会場を一つにした。
ピコ太郎には「隠し兄弟がいた」という映像が流れると、ピコ太郎と全く同じいでたちをした3人が登場し、岸谷は「ピコ五朗」、寺脇は「テラ太郎」、三浦は「ハルピコ」と自己紹介。3人で「お兄ちゃーん」とピコ太郎を呼び込むと、ピコ4兄弟が勢ぞろいし、会場は爆笑の渦に包まれた。ピコ五朗こと岸谷のなりきりぶりにはピコ太郎が思わず「似すぎです。一卵性(双生児)です」と感嘆したほど。4兄弟は岸谷とピコ太郎が電話で台本を作ったという刑事コント、「PPAP」ドラマスペシャルバージョンでも笑いをさらった。
サンプラザ中野くんとパッパラー河合が「大きな玉ねぎの下で」を演奏中にはふなっしーが登場。昨年8月のふなっしー単独武道館公演にゲストとして誘われたものの、スケジュールの都合で出演できなかったという中野くんは、1年越しに武道館共演が実現したことを喜び、2人で手をつなきながら奇声を上げ、ジャンプを連発した。
俳優の大谷亮平は、福山雅治の「Squall」を情感たっぷりに韓国語で熱唱。岸谷はかつて自身の担当だった大谷のマネージャーから「カラオケで秘密練習していた」という情報を仕入れ、「本当に優しいやつです」と感謝しきり。
高橋優はドラマ『オトナ高校』のために書き下ろした主題歌「ルポルタージュ」を主演の三浦とともにライブ初披露。三浦はバンドと高橋のギター演奏にノリノリで体を揺らし、ヘッドバンキングしながら熱唱した。高橋が「武道館のステージで春馬くんと歌えるとは」と声を弾ませると、三浦は平身低頭で「僭越ながら…ありがとうございました」と恐縮しながらも充実感あふれるさわやかな笑顔を浮かべていた。
岸谷と寺脇が主宰する地球ゴージャスのプロデュース公演で来年4月から上演される柚希礼音&西川貴教W主演舞台『ZEROTOPIA』のメンバーのステージも展開された。花澤香菜は「星空☆ディスティネーション」の演奏が始まってからしばらく経ってから登場すると、「すみません、もう一度最初からやり直していいですか。マイクがどこかに行ってしまっていたんです」とハプニングに見舞われたことを明かしながらも、登場からやり直して堂々と歌唱。岸谷、寺脇、柚木、花澤の4人で歌った「WINDING ROAD」も大盛り上がりとなった。
トリを務めたT.M.Revolutionは女性ダンサー4人とともに「WHITE BREATH」「WILD RUSH」「HIGH PRESSURE」とヒット曲を連発。最後に代表曲「HOT LIMIT」を“でべそ”と呼ばれるT字型の花道で歌唱中には、ステージ下から扇風機を1台ずつ抱えた岸谷、寺脇、三浦が乱入。3人から強風を送られた西川は、両手を広げて風を浴び、しっかりとオチをつけた。
同イベントのこれまでの寄付/支援総額は2億7937万2382円にのぼる。国内でのエイズ啓発活動のほか、近年では特定非営利活動法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」を通じて、ラオスのルアンパバーンにあるラオ・フレンズ小児病院に寄付され、医療設備の充実や医療スタッフの育成に充てられている。イベント中には、9月中旬にラオスを訪問した三浦が、チャリティー活動が現地でどのような支援につながっているのかを写真と共に報告した。
■Act Against AIDS 2017「THE VARIETY 25」出演者
岸谷五朗 寺脇康文 三浦春馬
WEAVER/大黒摩季/大谷亮平/大貫勇輔/岸谷香/
サンプラザ中野くん×パッパラー河合×ふなっしー/
Skoop On Somebody/高橋優/DearDream/西川貴教/花澤香菜/
ピコ太郎/水谷千重子/柚希礼音
オープニングは岸谷の妻・岸谷香が登場。昨年は夫婦共演で沸かせたが、今年は“芸能生活50周年”の水谷千重子とデュエットで「世界でいちばん熱い夏」を歌い上げ、さらに岸谷が作曲、友近と岸谷が作詞した「千重子のウインク」を披露した。この後、お台場でディナーショーが控えている水谷は貫禄の歌声を響かせると「行ってきまーす!」と手を振り、小走りで武道館を後にした。
DearDreamのパフォーマンスを経て、昨年トリを務めた大黒摩季が登場。代表曲「熱くなれ!」に続き、ピカピカのジャケットを着た岸谷・寺脇・三浦をバックダンサーに従え「Lie,Lie,Lie,」を熱唱した。テレビ朝日系ドラマ『オトナ高校』を観ているという大黒は「(ドラマ主演の)三浦春馬くんが踊ってくれてうれしい」と喜ぶと、「ら・ら・ら」を歌って会場を一つにした。
ピコ太郎には「隠し兄弟がいた」という映像が流れると、ピコ太郎と全く同じいでたちをした3人が登場し、岸谷は「ピコ五朗」、寺脇は「テラ太郎」、三浦は「ハルピコ」と自己紹介。3人で「お兄ちゃーん」とピコ太郎を呼び込むと、ピコ4兄弟が勢ぞろいし、会場は爆笑の渦に包まれた。ピコ五朗こと岸谷のなりきりぶりにはピコ太郎が思わず「似すぎです。一卵性(双生児)です」と感嘆したほど。4兄弟は岸谷とピコ太郎が電話で台本を作ったという刑事コント、「PPAP」ドラマスペシャルバージョンでも笑いをさらった。
サンプラザ中野くんとパッパラー河合が「大きな玉ねぎの下で」を演奏中にはふなっしーが登場。昨年8月のふなっしー単独武道館公演にゲストとして誘われたものの、スケジュールの都合で出演できなかったという中野くんは、1年越しに武道館共演が実現したことを喜び、2人で手をつなきながら奇声を上げ、ジャンプを連発した。
俳優の大谷亮平は、福山雅治の「Squall」を情感たっぷりに韓国語で熱唱。岸谷はかつて自身の担当だった大谷のマネージャーから「カラオケで秘密練習していた」という情報を仕入れ、「本当に優しいやつです」と感謝しきり。
高橋優はドラマ『オトナ高校』のために書き下ろした主題歌「ルポルタージュ」を主演の三浦とともにライブ初披露。三浦はバンドと高橋のギター演奏にノリノリで体を揺らし、ヘッドバンキングしながら熱唱した。高橋が「武道館のステージで春馬くんと歌えるとは」と声を弾ませると、三浦は平身低頭で「僭越ながら…ありがとうございました」と恐縮しながらも充実感あふれるさわやかな笑顔を浮かべていた。
岸谷と寺脇が主宰する地球ゴージャスのプロデュース公演で来年4月から上演される柚希礼音&西川貴教W主演舞台『ZEROTOPIA』のメンバーのステージも展開された。花澤香菜は「星空☆ディスティネーション」の演奏が始まってからしばらく経ってから登場すると、「すみません、もう一度最初からやり直していいですか。マイクがどこかに行ってしまっていたんです」とハプニングに見舞われたことを明かしながらも、登場からやり直して堂々と歌唱。岸谷、寺脇、柚木、花澤の4人で歌った「WINDING ROAD」も大盛り上がりとなった。
トリを務めたT.M.Revolutionは女性ダンサー4人とともに「WHITE BREATH」「WILD RUSH」「HIGH PRESSURE」とヒット曲を連発。最後に代表曲「HOT LIMIT」を“でべそ”と呼ばれるT字型の花道で歌唱中には、ステージ下から扇風機を1台ずつ抱えた岸谷、寺脇、三浦が乱入。3人から強風を送られた西川は、両手を広げて風を浴び、しっかりとオチをつけた。
同イベントのこれまでの寄付/支援総額は2億7937万2382円にのぼる。国内でのエイズ啓発活動のほか、近年では特定非営利活動法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」を通じて、ラオスのルアンパバーンにあるラオ・フレンズ小児病院に寄付され、医療設備の充実や医療スタッフの育成に充てられている。イベント中には、9月中旬にラオスを訪問した三浦が、チャリティー活動が現地でどのような支援につながっているのかを写真と共に報告した。
■Act Against AIDS 2017「THE VARIETY 25」出演者
岸谷五朗 寺脇康文 三浦春馬
WEAVER/大黒摩季/大谷亮平/大貫勇輔/岸谷香/
サンプラザ中野くん×パッパラー河合×ふなっしー/
Skoop On Somebody/高橋優/DearDream/西川貴教/花澤香菜/
ピコ太郎/水谷千重子/柚希礼音
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2017/12/01