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まゆゆ、卒業公演は12・26に決定 「居酒屋でお酒を飲みたい」願望明かす【会見一問一答】

 AKB48渡辺麻友(23)が10月31日、地元・埼玉のさいたまスーパーアリーナで『渡辺麻友卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』を開催。メンバーやOG100人、ファン1万7000人に惜しまれつつ、アイドル活動11年目の集大成を全力で披露した渡辺は、終演後にさまざまな感情が入り乱れた卒業コンサートを感慨深げに振り返り、AKB48劇場での卒業公演が12月26日に決定したことを明かした。主な一問一答は以下のとおり。

地元・埼玉で卒業コンサートを終えた渡辺麻友 (C)ORICON NewS inc.

地元・埼玉で卒業コンサートを終えた渡辺麻友 (C)ORICON NewS inc.

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――今日のドレスは?

渡辺:AKB48の衣装担当の(茅野)しのぶさんがデザインしてくれました。すごく高価な羽を使っているらしく、細かいところまで衣装さんが持つ私のイメージを表現してくれて、すごくステキなドレスで気に入ってます。11年間、アイドルとして歩んできた“まゆゆ”のアイドル人生、集大成が込められてます。

――思いを詰め込んだコンサートでしたね。

渡辺:総選挙で卒業発表直後から打ち合わせを始めて、計20回くらいしました。スタッフさんもお忙しいなか集まってくださって、いろんな意見を出し合って、私も「こうがいい」と言って作り上げたコンサートなので、最高のコンサートになったんじゃないかなと思います。

――この日のこだわり、ポイントは?

渡辺:世界観を統一したかった。コンサートのセットもクラシカルなイメージでお城みたいになっている。全編通して衣装もこのセットに合わせた世界観だったり、コンサートグッズも考えたりして、全部が同じ世界観になるように意識して作り上げました。(クラシカルな世界観は)単なる私の好みもありますが、ファンの方にもその世界に浸れて夢のような時間を過ごしていただけるのではないかなと思って、そういうところも楽しんでもらおうと思ってこだわりました。今までAKBのコンサートでそういう世界観に統一されたコンサートはあまりなかったので、1から100まで統一してコンサートをやろうと思いました。

――セットリストにも反映されている?

渡辺:そうですね。私が考えたオリジナルキャラクター、うさぎの“むちち”の着ぐるみを作ったので、より夢の世界観が増すというか、テーマパークっぽくなるかなと。

――演技もありました。

渡辺:ドラマの共演者の方にも来ていただいて。(えなりかずきが着ぐるみの中に入る案は)打ち合わせの段階で、えなりさんをどう登場させようかとなったときに、ちょうど“むちち”の着ぐるみを作るという話が出ていて。渡辺麻友のファンなら誰もが知っているむちちというキャラクターから、えなりさんが出てきたら面白いんじゃないかということになりました。でも、着ぐるみの中は暑いですし、動きも大変なので、申し訳ないなと思いながらお話ししたら、「ぜひやらせてください」とすごい乗り気で(笑)。開演前、客席に登場したりとか、最初から最後まで着ぐるみの中に入ってくださって本当に感謝です。

――ライブの中で期待の若手を選んでいました。

渡辺:特にこの子いいなと思っている子だったり、これからよりもっと輝いて、AKB48のセンターを張れるんじゃないかと個人的に期待している子を選びました。最近すごく注目しているのはチーム8の東京代表の“ゆいゆい”こと小栗有以ちゃん。メキメキと成長中で、ぐんぐんアイドルオーラも増していて、まさに王道アイドルという感じの子で注目しています。全然私なんか目じゃない、私が思うまさにアイドルという子なので、これからAKB48の正統派アイドルとして頑張ってほしいなとすごく期待しています。

――コンサート冒頭から泣いていました。

渡辺:自分でもびっくりしたんですけど…。コンサートが始まる直前は、実感がわいてないというか、ふわふわした不思議な感覚で。でも実際に始まってお客さんが見えた瞬間にぶわっと急に涙が出てきて、自分でも処理しきれないくらいの感情で涙が止まらなくて。目の前の景色に感謝の気持ちと幸せな気持ちとがあふれて、それが涙になって止まらなかったです。

――卒業した同期の卒業生が登場して、また感極まる一幕も。

渡辺:卒業した同期のみんなは、一緒にオーディションを受けて受かって、デビュー前から共に頑張ってきた仲間たちなので、こうして久しぶりに会うと離れていてもどこかでつながっているような感じがして、顔を見合わせるだけで泣いちゃうみたいな深い関係。同期っていいなと改めて思いました。

――指原莉乃さんからも「よき戦友」とメッセージがありました。

渡辺:よく“さっしーvsまゆゆ”で、総選挙でライバル的なことを言われるけど、普段はいい意味でライバル心がないというか、ふざけあう友達。みなさんが思ってる以上に仲良しだし、いつもふざけた話しかしてないくらいの仲。だからこそメッセージですごく真面目に話してくれて、今までそういうふうに思ってくれていたんだなと。面と向かって普段は真面目な話をしないので、照れくさくて、でも、そうやって思って見てくれてたんだなと。一緒に頑張ってこれてよかった、大切な仲間だなと思いました。

――卒業後、女優業以外で挑戦したいことは?

渡辺:AKBに11年間いたので、やってこなかったことは山のようにある。挑戦してみたいこと…、普通に居酒屋でお酒を飲みたい。普通にそういうことをしてみたいなと思います。まずはビールで。ビール大好きなので。

――最後にファンへひと言。

渡辺:本日はお忙しい中、ありがとうございました。本当にたくさんこだわって作り上げたコンサートで、人生においても一生忘れることはない大切な1日になりました。すべての皆様に感謝します。あと2ヶ月、年末までAKBとしての稼働はあるんですけれども、最後の劇場公演の出演が12月26日となります。その日も卒業コンサート同様、渡辺麻友の集大成をお見せできる公演にしていきたいなと思っております。残り2ヶ月、AKBメンバーとして全力で生き抜いて、無事に終えられたらいいなと思っています。

関連写真

  • 地元・埼玉で卒業コンサートを終えた渡辺麻友 (C)ORICON NewS inc.
  • 純白の卒業ドレスで熱唱
  • 柏木由紀と涙の抱擁をする渡辺麻友 (C)AKS
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  • 同期・柏木由紀の手紙に感極まる渡辺麻友 (C)ORICON NewS inc.
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  • (左から)渡辺麻友、柏木由紀=『渡辺麻友卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』の模様 (C)ORICON NewS inc. (C)ORICON NewS inc.
  • 冒頭、ソロで涙まじりに「初日」を歌った渡辺麻友 (C)AKS
  • 冒頭、オーケストラをバックにソロで「初日」を歌った渡辺麻友 (C)AKS
  • 卒業コンサートでパフォーマンスする渡辺麻友 (C)AKS
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  • 『渡辺麻友卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 『渡辺麻友卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 『渡辺麻友卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』の模様 (C)ORICON NewS inc.

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