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まゆゆの気品に目を奪われる…洋館撮影の卒業曲MV公開

 AKB48の50thシングル「11月のアンクレット」(11月22日発売)に収録される渡辺麻友の卒業ソングのタイトルが「サヨナラで終わるわけじゃない」に決まり、表題曲のミュージックビデオ(MV)とともに2本同時公開された。

きめ細やかなライティングも美しい

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 渡辺がソロで歌唱する卒業ソングは、総合プロデューサーの秋元康氏が作詞、岩崎哲也氏が作曲、Yasutaka.Ishio氏が編曲を担当。MVは由緒正しい洋館で撮影され、調度品や小道具なども上品なアンティークで統一。箱庭的な世界観のなかで生きてきた少女が、品格あふれる大人へと成長し、過去の自分に自ら終止符を打って外の世界へ旅立つという、まさに12歳から23歳までAKB48に在籍した“まゆゆ”を表現したMVとなっている。

 卒業ソングのMVの監督は、渡辺本人が「高橋栄樹さんにぜひ」と熱望。「多くのメンバーが卒業曲を高橋栄樹さんに撮っていただいていて、私自身も参加した作品の多くが高橋栄樹さんだったので、長年の信頼関係と言いますか、安心感がありました」と指名の理由を明かし、「とても良い作品になったと思います」と大満足した。

 今作がAKB48として最後のMV撮影となったが、「まだ“最後”という実感がなく、不思議な気持ちです。リリースのたびにMV撮影に参加してきましたが、それがなくなって、ふと『あーもうAKBじゃなくなったんだなぁ』と実感するのだろうと思います、寂しいです」と本音を漏らした。

 ラブコールを受けてメガホンを取った高橋監督は「渡辺麻友さんの卒業はAKB48からの卒業だけでなく、戦前から続く少女歌劇史の一つの大きな節目でもあると思っています。彼女の持つ由緒正しさを表現するために、MVの撮影場所や小道具など全てを歴史ある本物でそろえました」とこだわりを明かす。

 テーマは「ゴシックホラー」。古城や屋敷に潜む亡霊やドラキュラなどの物語を多く描いた、60年代のイタリアやイギリスの怪奇映画を参考にしたという。「卒業MVとしてはかなり大胆ですが、一つの終わりと再生を渡辺さんの品格とともに描く設定としては、これ以上のものはないと思っています。撮影は1カットずつゆっくりと丁寧に行われ、特にライティングはきめ細かいものとなっています。後半に驚きの展開があるので、ぜひ最後までご覧ください。怖くはないです(笑)」とアピールしている。

 あす31日には、地元・埼玉のさいたまスーパーアリーナで『渡辺麻友 卒業コンサート 〜みんなの夢が叶いますように〜』が開催される。

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関連写真

  • きめ細やかなライティングも美しい
  • 気品あふれるまゆゆにうっとり…
  • ドキリとするシーンも
  • 渡辺麻友卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」MVより
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