2018年に放送される鈴木亮平(33)主演のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』の追加キャストが27日に発表され、鈴木演じる西郷隆盛の父・吉兵衛に風間杜夫(67)、母・満佐子に松坂慶子(64)、西郷のライバルである大久保一蔵(利通)の父・次右衛門を平田満(63)が演じることがわかった。風間、松坂、平田の3人の共演は1982年公開の名作映画『蒲田行進曲』以来35年ぶりとなる。
つかこうへいさんが脚本、深作欣二さんが監督を手がけた『蒲田行進曲』は、“銀ちゃん”の愛称で人気を集める役者・倉岡銀四郎(風間)が、スキャンダルになることを恐れて、子どもを身ごもった恋人の女優・小夏(松坂)を、自分を慕っている子分で大部屋役者のヤス(平田)に「お前が小夏と一緒になって、自分の子として育てろ」と押し付けたことから物語が展開。同作ではパートナーとして添い遂げられなかった風間と松坂が、今回は“夫婦”として共演する。
この日の会見で、風間は「3人の共演が35年ぶりということで、長く役者をやっているとこんなことがあるんだなと思いました。平田くんとは『この先はないね』って言っていました」と冗談交じりにポツリ。主演の鈴木は「学生時代に『蒲田行進曲』を見て、すごく衝撃を受けまして、次の日から仲間と一緒に3人の物まねをよくしていたのを覚えています。まさか、その3人と家族として共演できるとは…」と感慨を込め、「大先輩に胸を借りながら、挑んでいけたらなと思います」と意気込んだ。
制作統括の櫻井賢氏は、3人の共演の経緯について「鈴木さんのお父さんに風間さん、お母さんに松坂さんをお迎えして、大久保一蔵役の瑛太さんのお父さんは誰がいいかなっていう時に、平田さんが引き受けてくださりました」と説明。意図的であるかとの話題では「どうでしょう…偶然でしょう」と笑顔でかわし、『蒲田行進曲』の名シーンである「階段落ち」をオマージュで取り入れる可能性についても「そこは、ご期待ください。ご想像におまかせします」と呼びかけていた。
そのほか、西郷家の人々として、主人公の妹・西郷琴に大河ドラマ初出演となる桜庭ななみ、弟・吉二郎に渡部豪太、西郷家に代々仕える下男・熊吉に塚地武雅が決定。西郷隆盛のライバルである大久保一蔵は、瑛太が演じる。
作家・林真理子氏が『本の旅人』(KADOKAWA)で連載中の『西郷どん!』を原作に、連続テレビ小説『花子とアン』(同局)、『Doctor X外科医〜大門未知子〜』(テレビ朝日)などを手がけた中園ミホ氏が脚本を執筆。今夏クランクイン予定で、18年1月から全50回放送される。
つかこうへいさんが脚本、深作欣二さんが監督を手がけた『蒲田行進曲』は、“銀ちゃん”の愛称で人気を集める役者・倉岡銀四郎(風間)が、スキャンダルになることを恐れて、子どもを身ごもった恋人の女優・小夏(松坂)を、自分を慕っている子分で大部屋役者のヤス(平田)に「お前が小夏と一緒になって、自分の子として育てろ」と押し付けたことから物語が展開。同作ではパートナーとして添い遂げられなかった風間と松坂が、今回は“夫婦”として共演する。
この日の会見で、風間は「3人の共演が35年ぶりということで、長く役者をやっているとこんなことがあるんだなと思いました。平田くんとは『この先はないね』って言っていました」と冗談交じりにポツリ。主演の鈴木は「学生時代に『蒲田行進曲』を見て、すごく衝撃を受けまして、次の日から仲間と一緒に3人の物まねをよくしていたのを覚えています。まさか、その3人と家族として共演できるとは…」と感慨を込め、「大先輩に胸を借りながら、挑んでいけたらなと思います」と意気込んだ。
制作統括の櫻井賢氏は、3人の共演の経緯について「鈴木さんのお父さんに風間さん、お母さんに松坂さんをお迎えして、大久保一蔵役の瑛太さんのお父さんは誰がいいかなっていう時に、平田さんが引き受けてくださりました」と説明。意図的であるかとの話題では「どうでしょう…偶然でしょう」と笑顔でかわし、『蒲田行進曲』の名シーンである「階段落ち」をオマージュで取り入れる可能性についても「そこは、ご期待ください。ご想像におまかせします」と呼びかけていた。
そのほか、西郷家の人々として、主人公の妹・西郷琴に大河ドラマ初出演となる桜庭ななみ、弟・吉二郎に渡部豪太、西郷家に代々仕える下男・熊吉に塚地武雅が決定。西郷隆盛のライバルである大久保一蔵は、瑛太が演じる。
作家・林真理子氏が『本の旅人』(KADOKAWA)で連載中の『西郷どん!』を原作に、連続テレビ小説『花子とアン』(同局)、『Doctor X外科医〜大門未知子〜』(テレビ朝日)などを手がけた中園ミホ氏が脚本を執筆。今夏クランクイン予定で、18年1月から全50回放送される。
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2017/03/27