演歌歌手・北島三郎(80)が5日、都内で芸能生活55周年記念パーティー『芸道五十五周年「感謝の宴」』を開催した。先月15日、「頸椎症性脊髄症」の治療のため入院していることを発表後、初の公の場となった北島は、金屏風を背に紋付袴姿で登場。大学生の孫・雅貴さんの手を借りながらも歩いてスタンドマイクの前に立つと「演歌一筋、55年歩き続けてまいりました。そして、これからも歩きます」と力強くあいさつ。安倍晋三首相をはじめ、親交の深い歌手、タレント仲間をはじめ各界の著名人約700人が、芸道55周年および4日に80歳の誕生日を迎えた御大を祝福した。
冒頭、北島は「皆さま、本日は本当にお忙しい中、私の『芸道五十五周年「感謝の宴」』にご来席いただきありがとうございます」とあいさつ。「振り返ってみますと、歌手になった当時、昭和37年でした。ちょっと勘定してみますと、半世紀を過ぎてしまいました。そして、うれしいことに、ありがたいことに、昨日、傘寿の80歳を迎えることができました」と来場者に感謝した。
万雷の拍手を浴びながら「80にして、まだ支えていただきながら、この道を一生懸命歩いております。歌謡界という海峡に船出をさせていただき、一つ心に秘めていたことは、アメリカにはジャズ、フランスにはシャンソンがある。日本にはなんだといったら、私は演歌だと思いました。演歌一筋、こうしてたくさんの皆さんに支えていただきながら55年歩き続けてまいりました。そして、これからも歩きます」とまだまだ現役として続けることをアピールした。
恩師の作曲家・船村徹氏の祝福メッセージに続き、舞台上には7つの酒樽が登場し、中村玉緒、小林旭、里見浩太朗、五月みどり、橋幸夫、西川きよし、青木功、五木ひろし、桂文枝、みのもんた、星野仙一、松平健、武豊らそうそうたる顔ぶれの著名人33人が司会の徳光和夫氏の音頭で鏡割り。元女優で自由民主党参議院議員の山東昭子氏の発声で乾杯すると、北島は「この道をここまで歩かせていただいた皆さんに感謝ですね」と感慨深げ。来賓代表として、安倍首相も遅れて駆け付け祝辞を述べると、北島夫妻は壇上で時折手をたたきながら、満面の笑みを浮かべていた。
第二部では、日本一の富士山型をしたバースデーケーキが登場。後輩歌手が「ハッピーバースデー、ディアサブちゃん!」と敬愛を込めて歌うと、ろうそくの火を消す前に「(息を)吹こうと思ったら吸い込みそうになっちゃったよ」と茶目っ気たっぷりにジョークを飛ばす一幕も。後輩たちが口々に祝福すると「みんなライバルですから。一緒に出た人、後から来る人はみんなライバルです。その人たちと一緒に、まだもう少し歩いていきたいな」と意欲を燃やした。
心配された容態については「お見苦しい姿を見せましたが、少しずつ歩けるようになってまいりました」と説明。「きょうからあすへ、慌てずにまた頑張ってまいりたいと思っております」と張りのある声で宣言した。
冒頭、北島は「皆さま、本日は本当にお忙しい中、私の『芸道五十五周年「感謝の宴」』にご来席いただきありがとうございます」とあいさつ。「振り返ってみますと、歌手になった当時、昭和37年でした。ちょっと勘定してみますと、半世紀を過ぎてしまいました。そして、うれしいことに、ありがたいことに、昨日、傘寿の80歳を迎えることができました」と来場者に感謝した。
万雷の拍手を浴びながら「80にして、まだ支えていただきながら、この道を一生懸命歩いております。歌謡界という海峡に船出をさせていただき、一つ心に秘めていたことは、アメリカにはジャズ、フランスにはシャンソンがある。日本にはなんだといったら、私は演歌だと思いました。演歌一筋、こうしてたくさんの皆さんに支えていただきながら55年歩き続けてまいりました。そして、これからも歩きます」とまだまだ現役として続けることをアピールした。
恩師の作曲家・船村徹氏の祝福メッセージに続き、舞台上には7つの酒樽が登場し、中村玉緒、小林旭、里見浩太朗、五月みどり、橋幸夫、西川きよし、青木功、五木ひろし、桂文枝、みのもんた、星野仙一、松平健、武豊らそうそうたる顔ぶれの著名人33人が司会の徳光和夫氏の音頭で鏡割り。元女優で自由民主党参議院議員の山東昭子氏の発声で乾杯すると、北島は「この道をここまで歩かせていただいた皆さんに感謝ですね」と感慨深げ。来賓代表として、安倍首相も遅れて駆け付け祝辞を述べると、北島夫妻は壇上で時折手をたたきながら、満面の笑みを浮かべていた。
第二部では、日本一の富士山型をしたバースデーケーキが登場。後輩歌手が「ハッピーバースデー、ディアサブちゃん!」と敬愛を込めて歌うと、ろうそくの火を消す前に「(息を)吹こうと思ったら吸い込みそうになっちゃったよ」と茶目っ気たっぷりにジョークを飛ばす一幕も。後輩たちが口々に祝福すると「みんなライバルですから。一緒に出た人、後から来る人はみんなライバルです。その人たちと一緒に、まだもう少し歩いていきたいな」と意欲を燃やした。
心配された容態については「お見苦しい姿を見せましたが、少しずつ歩けるようになってまいりました」と説明。「きょうからあすへ、慌てずにまた頑張ってまいりたいと思っております」と張りのある声で宣言した。
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2016/10/05