米ロサンゼルス出身、17歳の新人シンガー・ソングライターHARUHIの新曲「Lullaby」が、5月にフランスで開催された『第69回カンヌ国際映画祭』の「ある視点」部門審査員賞を受賞した浅野忠信主演映画『淵に立つ』(深田晃司監督)の主題歌に抜てきされたことが明らかになった。 深田監督は「私はこんなお願いをしました。『絶望も希望も歌いあげないでください。この映画は崖の淵から下を見るように人の心の闇、生きることの闇をできるだけ理性的に覗き込もうと試みています。音楽もまたその闇をじっと見つめ、そこから滲み出る畏れのようなものをHARUHIさんなりに書き留めたものであってほしいです』と。主題歌らしくない主題歌にしてほしいとも伝えました」と難題をつきつけたが、「出てきた曲を聴いて、驚きました。期待を軽々と越えていました。本当の意味で、映画と歌い手がコラボレーションできた稀有な例だと自負しています」と舌を巻いた。

この記事の画像

  • カンヌ受賞映画『淵に立つ』主題歌を担当するHARUHI
  • 浅野忠信主演映画『淵に立つ』
  • 浅野忠信主演映画『淵に立つ』ポスタービジュアル

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索