■『第8回AKB48選抜総選挙』投票速報
　2年ぶりの首位奪還を目指すAKB48の渡辺麻友が過去最多4万2034票を獲得し、速報で初めて首位発進した。2位のHKT48指原莉乃は4万1127票。わずか907票差ながら、指原の4年連続速報首位を阻み、AKB48劇場は歓喜に包まれた。

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　この日、自身の生誕祭が行われた劇場で速報発表を見守った渡辺は、3位の発表から立っていられず、しゃがみ込んで発表を見守った。2位で指原の名前が呼ばれると、ひざに顔をうずめて涙をにじませ、盟友・柏木由紀は飛び上がってガッツポーズし、喜びを爆発させた。

　劇場が「まゆゆ」コールに包まれるなか、渡辺は「いや〜、びっくりした！」と目を丸くし、「速報で1位になったの初めて。めっちゃうれしい。ファンのみんなが頑張ってくれました。ありがとうございます」と感謝した。

　しかし、わずか907票差とあり、「あぶない！さっしー（指原）がすぐそこまで来てる」と気を引き締めながらも、うれし涙をそっとぬぐった。

　渡辺は昨年史上初の2連覇を狙ったものの3位に終わった。この日の発表前のイベントでは、「1位しか見えていない。1位になる気満々です！」とリベンジ宣言。昨年、圧倒的な強さで1位となった指原については「さっしーはやっぱり全メンバーの敵というか…」とぶっちゃけ、「2位と1位の壁がすごくて誰も越えられない感じなので、打倒さっしーで」と強気発言をしていた。

　なお、速報発表を受け、AKB48劇場のある秋葉原をはじめ、新宿、渋谷、新橋など都内各所で号外が配布された。