AKB48グループが7日、福岡 ヤフオク！ドームで『AKB48 41stシングル選抜総選挙・後夜祭〜あとのまつり〜』を開催。冒頭で前夜の総選挙で1位となり、2年ぶりにAKB48のシングルのセンターに返り咲いたHKT48指原莉乃、2位の柏木由紀、3位の渡辺麻友ら新選抜メンバー16人がお披露目され、3曲をパフォーマンスした。

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　HKTの地元で16人のセンターに立った指原は「総選挙から一夜明け、このステージに立って喜びがこみ上げてきています。皆さんのおかげです。きょうは新選抜16人とAKB48グループ全メンバーで皆さんの記憶に残る素敵なコンサートにしていきたいと思っています」とあいさつ。自身のソロデビュー曲「それでも好きだよ」を選抜メンバー一人ひとりと寄り添って歌い、お決まりの台詞部分では「（私が）センターでいいっていう人だって〜」「いる〜！」と観客との掛け合いで盛り上げた。

　前夜に決まった順位を元にポジションを決めたため、「朝早くからリハーサルした」（柏木）という新選抜は3曲、ランクインメンバー80人では「ヘビーローテーション」を披露後、メンバーはさまざまな名場面が生まれた総選挙を振り返った。

　3年ぶりに総選挙選抜に返り咲いた北原里英（11位）は「きのうから気になりまくっているのは、ジーナはん」といい、初ランクインしたHKT48の神志那結衣（こうじな・ゆい）をステージの中央に呼び寄せた。前夜のイベントで46位で名を呼ばれ、号泣した神志那は過呼吸気味に震え声であいさつ。泣きすぎてメイクくずれを心配すると「顔、大丈夫ですか？」と言っていきなり衣装から鏡を取り出して顔をチェックし、観客とメンバーを仰天させた。

　「昨日の記憶あるの？」と聞かれた神志那は「あ、ちょっと待ってください」と話をさえぎり、前夜同様、鏡を取り出して顔をチェックすると「大丈夫です」とニッコリ。柏木が目を丸くして「これHKT名物なの？」と聞くと、指原は「ナルシストではあるけど、名物じゃない」ときっぱり否定した。

　度胸があるのかと思いきや、マイクを持つ右手はブルブルと震え、「こんな広い会場の0番（センター）でしゃべってるから…」と初々しさも。メンバーが「“見つかった”よね」といじると、「ネットとかで話題になったみたいで…」と照れ笑いしていた。