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80年代『宝島』の復刻誌第2弾が発売 表紙はザ・ブルーハーツ

 1980年代の日本のサブカルチャーを牽引した雑誌『宝島』のリバイバル誌『宝島AGES』の第2弾が25日、発売された。巻頭特集は「Japanese Rock 60 Years」と題して日本のロック史60年を振り返り、表紙はザ・ブルーハーツが飾っている。

「Japanese Rock 60 Years」を特集した『宝島AGES』第2弾(宝島社)

「Japanese Rock 60 Years」を特集した『宝島AGES』第2弾(宝島社)

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 1973年に創刊され、80年代の日本のサブカルチャーを牽引した雑誌『宝島』は、RCサクセション、YMO、ザ・ブルーハーツなどの時代を作ったアーティストを世に広め、現在のカジュアルファッションの礎となるブランドを紹介し、その後の日本の音楽・ファッションに大きな影響を与えてきた。

 その当時の『宝島』の復刊をコンセプトに、昨年12月に創刊された第1弾は、忌野清志郎さんのイラストを表紙に「80's Wonderland」と題して、80年代の音楽カルチャーを大特集。清志郎さんの名言集からはじまり、パンク・ニューウェイブの音楽シーン、原宿ストリートカルチャー、80年代伝説のクラブ「ピテカントロプス」のDJ/クラブ・カルチャーなど、『宝島』らしいコンテンツを発信した。

 当時を知る人はもちろん、80年代を新鮮に感じた読者からも強い支持を受け、第2弾が早くも登場。「Japanese Rock 60 Years」では内田裕也Char森重樹一(ZIGGY)など日本のロック史に欠かせない人物へのインタビューにはじまり、年表とともに年代別にシーンを解き明かす。多くの識者による分析のほか、10ページにわたるブルーハーツ特集では、80年代当時の『宝島』の誌面も掲載される。

 そのほか、今月31日まで世田谷文学館で開催中の「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」が話題となっている漫画家・岡崎京子の単行本未収録の貴重なコミックやイラスト、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が編集長を務めるフリーペーパー『THE FUTURE TIMES』について語るインタビューなども収録。近田春夫やみうらじゅん、大根仁など多数のクリエイターも『宝島』らしさのある文章を寄せている。

関連写真

  • 「Japanese Rock 60 Years」を特集した『宝島AGES』第2弾(宝島社)
  • 『宝島AGES』第2弾(宝島社)掲載の内田裕也インタビューその1
  • 『宝島AGES』第2弾(宝島社)掲載の内田裕也インタビューその2

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