俳優の坂上忍が、NHKの音楽番組『SONGS』（毎週土曜　後11：00）のデヴィッド・ボウイ特集に出演。大ファンを公言する坂上が、自身の人生と、そこに寄り添うようにあったボウイの楽曲を重ねながら、ボウイの魅力を語る。

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　坂上は「変化し続けても決してブレない、それがデヴィッド・ボウイです」とキッパリ。「僕もよく『ブレないですよね』と言われたりするんですけどブレブレですからね」と自嘲気味に笑った。

　デヴィッド・ボウイは1964年にデビューし、昨年50周年を迎えたブリティッシュ・ロックのカリスマ。グラムロック、ソウル、ニュー・ウェイブ、エレクトロ・ポップと、そのスタイルを変幻自在に変えながら、実験性と批判精神を貫いてきた。彼の音楽は、独自の魅力にあふれ、最新作に至るまで今もなお孤高の輝きを放っている。

　奇抜な衣装で驚かせたライブ・パフォーマンスから映画『戦場のメリークリスマス』での俳優活動に至るまで、ビジュアル面でも話題をさらった稀有なアーティスト。

　彼の生き様は坂上の憧れ、目標でもある。「僕もあと20年経ったら『何も変わってないさ』と言えるように頑張るんですよ。恥ずかしがらすに言えるようなおじさんになりたい」とコメントした。

　番組では、彼の代表作の数々を音楽ビデオや貴重なライブ映像に坂上の語りと共に紹介する。『SONGS　デヴィッド・ボウイ〜坂上忍が語るボウイの魅力〜（仮）』は3月7日放送。