シンガー・ソングライター吉澤嘉代子の1stフルアルバム『箒星図鑑』（3月4日発売）に収録された新曲「ブルーベリーシガレット」に、氣志團の綾小路翔が特別ゲストとして参加していることが18日、わかった。

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　同曲は吉澤の初期代表曲「未成年の主張」の続編として作られた、不良に憧れるまじめな女の子の恋愛模様を描いた楽曲。「本気の不良感を出したい」という吉澤本人のたっての希望で、綾小路に自ら手紙を書いて参加を依頼した。

　綾小路はテレビ朝日系『musicるTV』のもしかしたら売れるかもしれない、メジャーデビューしていないアーティストを紹介する「もし売れコーナー」で、インディーズ時代の吉澤を「他にない世界観」と評価していた縁もあってオファーを快諾。不良の綾小路先輩として、コーラスとせりふで参加した。

　レコーディングを終えた綾小路は「詞も曲も歌もグンバツ（抜群）にかっこいいなと思いました。既に完璧だったので、俺なんかが参加しちゃっていいのかなと尻込みしていましたが、とても楽しいレコーディングでした。お役に立てたのであれば光栄です」と共演を喜び、「世間の風潮なんてガン無視して、吉澤さんの唯一無二の世界を追求してください。じきに世界が気づくと思うので」と“妄想系個性派”シンガー・ソングライターを激励した。

　吉澤は「ヒロインが恋する不良、綾小路センパイ役を担っていただいたのですが、綾小路翔さんに参加していただいたことで、遊び心爆発の痛快な仕上がりになり、夢のようです」と喜び、楽曲の仕上がりに自信をみせた。

　iTunes Storeではアルバムの全曲試聴がスタート。「ブルーベリーシガレット」も一部試聴できる。