アイドルグループ・SKE48とNMB48のメンバーが24日、東京ドームシティホールで開催中の『AKB48リクエストアワー　セットリストベスト1035　2015』4日目昼公演で、それぞれのシングルを3月31日に同時発売することについて心境を明かした。

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　兼任する乃木坂46の活動のため、発表が行われた23日公演を休演したSKEの松井玲奈はファンから教えてもらったといい、過熱するファンに「どっちが勝つの？　と言われるけど、戦いじゃない。私たちは曲を聴いてもらうために（CDを）出してるんだから」と諭し、「そこまで勝ち負けにこだわるなら、同じ曲を出せばいいんじゃない？」と提案した。

　シングル発売週の4月3日に卒業が決まっているNMB兼SKEの山田菜々は「一日考えたんだけど…勝負下着みたいなもんやなと思って」と切り出し、きょとんとするメンバーに「史上最大の勝負シングルになるわけじゃないですか。だから、勝負下着みたいなもんやなって」と力説するも、誰にも意味が伝わらず「これが“スベリデビル”ってやつ？」とオチをつけられていた。

　SKEの佐藤すみれは「メンバーに兼任があるように、ファンの皆さんにもSKEとNMBを兼任してもらって、どっちも好きになってもらえたら」と呼びかけ。発売翌日の4月1日が誕生日の柴田阿弥が「バースデーソングとかがいいな。誰も祝ってくれないからさ」と熱望すると、須田亜香里に「自分のことだけ？」とツッコまれる一幕もあった。

　両グループの絆が深まればと願う次期総監督の横山由依は「これを機に、ファンの方はお互いの曲を聴くというのがよくないですか？」と呼びかけるも、客席はシーン…と静まり返り「よくないみたいですね…」と苦笑い。「歌番組に一緒に出させていただけるとしたら、2曲の絡みとか、アンサーソングとかも盛り上がりそう」との妙案を出した。

　黙りこんでいた川栄李奈は横山から「しゃべってよ」と促されると「SKEとNMBが一緒に歌番組に出ちゃうっていうのもアリですね」とドヤ顔で直前の話を蒸し返し、横山は「川栄には難しかったね。バカはほっといてランキングに戻りましょう」と締め、空気を和ませていた。