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加藤登紀子、歌手人生50年唱 闘病中の永六輔ら250人が祝福

 シンガー・ソングライターの加藤登紀子(70)が14日、東京・六本木のビルボードライブ東京で歌手活動50周年記念パーティーを開催。ゆかりの深い歌手、タレント、関係者250人の祝福を受けた加藤は「やれる限りやっていきたい」と満面の笑みを浮かべた。

歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子(写真中央) (C)ORICON NewS inc.

歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子(写真中央) (C)ORICON NewS inc.

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 永六輔(81)、うつみ宮土理(71)、由美かおる(63)らゆかりの深いゲストとの鏡開きからスタート。パーキンソン病と闘っている永は車椅子で登場し「パーキンソン病はよくならないと言われている難病なんですが、僕はよくなっている」と声を張ると、加藤は「パーキンソン病のキーパーソンね」と笑いを誘った。

 同所でパーティーを開催した理由について「ここ(東京ミッドタウン)は旧防衛庁の跡だから」とにっこり。「(2002年に亡くなった夫の)藤本敏夫が8ヶ月も拘置所に入れていただいたのは、防衛庁に突入しようとして棒を振り回したからなんです」と茶目っ気たっぷりに笑い話にかえた。

 ライブでは菅野よう子のピアノ演奏で「時には昔の話を」、ゴスペラーズと「花筐 Hanagatami」、島健のピアノで「広島 愛の川」を披露。真紅のドレスに着替え、「百万本のバラ」「愛の讃歌」を歌い上げたほか、次女の歌手・Yae、故・森繁久彌さんの次男・建さんとも共演し、来場者を沸かせた。

 終演後、取材に応じた加藤は50年を振り返り「たいした年月じゃないんですよね。だってみんな50歳くらいまで生きるじゃない」とけろり。それでも「この10年くらいで自分の人生のまとまりを感じるようになりましたね。パズルの完成図みたいなものがあって、その1つずつを埋めてきたんだな」と感慨深げに話し、「年をとることは面白いものよ」と笑顔をみせた。

 加藤は1965年に『第2回アマチュア・シャンソン・コンクール』で優勝し、歌手デビュー。今月1日で歌手活動50年目に突入した。11月5日に50周年記念ベストアルバム『終わりなき歌 加藤登紀子半世紀BEST 50th ANNIVERSARY』を発売し、翌6日から全国ツアー『ほろ酔いコンサート2014』(10都市14公演)をスタートさせる。

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  • 歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子(写真中央) (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)加藤登紀子、永六輔 (C)ORICON NewS inc.
  • 満面の笑みを浮かべる加藤登紀子 (C)ORICON NewS inc.
  • 加藤登紀子(左)の歌手活動50周年記念パーティーに駆けつけた永六輔(前列) (C)ORICON NewS inc.
  • 加藤登紀子の歌手活動50周年記念パーティーに駆けつけた永六輔 (C)ORICON NewS inc.
  • 加藤登紀子の歌手活動50周年記念パーティーに駆けつけたうつみ宮土理 (C)ORICON NewS inc.
  • 加藤登紀子の歌手活動50周年記念パーティーに駆けつけた由美かおる (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子 (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子 (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子(右) (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子 (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子 (C)ORICON NewS inc.
  • 歌手活動50周年記念パーティーを行った加藤登紀子 (C)ORICON NewS inc.

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