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吉川晃司、49歳・49曲「四苦八苦の年に」

 歌手・吉川晃司が23・24日の両日、大阪オリックス劇場でデビュー30周年記念ツアー『KIKKAWA KOJI LIVE 2014 30th Anniversary LIVE“SINGLES+”』をスタート。「49歳になったので、49曲歌いたい」という宣言どおり、俳優・唐沢寿明主演映画『イン・ザ・ヒーロー』の主題歌に起用された新曲「Dream On」(9月3日発売)を初披露するなど、2日間かぶり曲なしで計49曲を歌唱した。

おなじみのシンバルキックを炸裂させた吉川晃司

おなじみのシンバルキックを炸裂させた吉川晃司

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 「RED DAY」と名づけられた初日の23日公演は、デビュー曲「モニカ」(1984年2月発売)をはじめ、バンドサウンドを全面に押し出すターニングポイントとなった「RAIN-DANCEがきこえる」、ギタリスト布袋寅泰とのユニット・COMPLEXの「BE MY BABY」などヒット曲を連発。「プリティ・デイト」や「ナイフ」ではおなじみのシンバルキックをダイナミックにさく裂させ、客席からは盛大な拍手と歓声が沸き起こった。

 今回のツアーのテーマは、作品発表時のオリジナルのアレンジで演奏すること。「恐らくこんなふうにやることは二度とないと思います。あの頃は派手だと思ったサウンドが今聴くと地味だったりするので、苦心しました」と明かす。最新の吉川サウンドを熟知したバンドメンバーがあえて当時の音を鳴らすことで、20代の頃のヒット曲に大人の色気が加わったりと、懐かしさとともに新鮮さも感じさせた。

 今月18日に49歳の誕生日を迎えた吉川は「四苦八苦の年にしようかなと。敵や壁がないと、生きていけない生き物なので、今年も大いに壁にぶちあたりまくって、さんざんに苦しんで進んでいこうと思っています」と宣言。「まだまだ70まではやらないと。あと20年。でも今回の企画は30年に1回なので、生きている間にはもうできない」と特別な内容であることを明かした。

 本ツアーは、10月4・5日の愛知県芸術劇場まで行われる。

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  • デビュー30周年記念ツアーの大阪2公演で49曲を披露
  • デビュー30周年記念ツアーの大阪2公演で49曲を披露した吉川晃司
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