AKB48の入山杏奈が18日、東京ドームで行われているAKB単独コンサートの本編ラストで登場。5月25日の握手会襲撃事件で負傷後初のライブでメンバーとともに「アリガトウ」を歌唱すると、4万2000人の観客は声を枯らして大声援を送った。

【写真】その他の写真を見る

　入山は6月30日にAKB48劇場で近況報告し、7月6日には演映画の舞台あいさつに登壇していたが、ライブ出演は事件当日のミニライブ以来85日ぶり。高橋みなみが「次の曲は、AKB48のメンバー全員で歌わせていただきたいと思います」と入山を呼び込むと、メンバーとファンが「おかえり」と迎え入れた。

　笑顔で登場した入山は、いまだ右手に包帯をしながらも「皆さんこんばんは。入山杏奈です」と一礼。「きょうはこの一曲だけですが、みんなと一緒に東京ドームのステージに立ててすっごくうれしいです」と喜び、「アリガトウ」を心を込めて歌唱した。

　一足早くステージ復帰していた川栄李奈も、この日はオープニングから元気いっぱいにパフォーマンスし、ファンを歓喜させていた。