米人気歌手レディー・ガガが13日、ワールドツアー『アートレイヴ：ザ・アートポップ・ボール・ツアー』（23ヶ国63公演）の日本公演を千葉・QVCマリンフィールドで行い、3万5000人を熱狂させた。

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　2年3ヶ月ぶりとなる日本公演でガガは、「マイ・ネーム・イズ…ガガさーん！」と茶目っ気たっぷりに自己紹介。予定より1日遅れの12日夕方に来日したばかりにもかかわらず、「昨日はしゃぶしゃぶを食べて、今朝はドン・キホーテでいろいろ買い物したの」と短い滞在時間で日本を満喫している様子をうかがわせ、客席から笑いが漏れた。

　注目の衣装は、ゴールドの羽根と胸に大きな青い水晶が付いたレオタードや貝殻ビキニなど“7変化”。貝殻ビキニでアリーナに“降臨”して疾走したほか、おもむろに緑のヘアのウィッグを外して客席に背を向けると、男性スタッフに衣装を脱がされ、ステージ上で生着替えを披露するなど、何度となくファンを悩殺した。

　昨年11月に日本先行発売された最新アルバム『アートポップ』（最高位1位）に収録された「アプローズ」をはじめ、「ジャスト・ダンス」「ポーカー・フェイス」「テレフォン」などヒット曲も連発。過激さばかりに目がいきがちだが、バラードにアレンジした「ボーン・ディス・ウェイ」のピアノ弾き語りではしっとりと聴かせるなど、1時間35分、全19曲をパワフルかつ繊細に歌い上げ、“リトルモンスター”（ガガファン）を酔わせた。

　きょう14日も同所で公演を行い、ももいろクローバーZが前座を務める。