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androp、新曲「Shout」 松雪泰子主演ドラマ主題歌

 4人組ロックバンド・andropの新曲「Shout」が、女優・松雪泰子主演のTBS系ドラマ『家族狩り』(7月4日スタート、毎週金曜 後10:00※初回20分拡大)の主題歌に起用された。ドラマの脚本に沿って書き下ろされた同曲は、登場人物たちの心を代弁したような歌詞とともに、声にならない心の「叫び」が激情的に展開していく美しいロックナンバーとなっている。

andropの新曲がTBS系ドラマ『家族狩り』主題歌に決定(左から時計回りに)前田恭介、内澤崇仁、伊藤彬彦、佐藤拓也

andropの新曲がTBS系ドラマ『家族狩り』主題歌に決定(左から時計回りに)前田恭介、内澤崇仁、伊藤彬彦、佐藤拓也

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 今年12月にCDデビュー5周年を迎える彼らがドラマ主題歌を手がけるのは、昨年放送の『Woman』(日本テレビ)に起用された「Voice」以来、2度目。ボーカル&ギターの内澤崇仁は新曲について「物語で描かれている『不条理な家族』や、生活の中で巻き起こる『内なる不条理』をテーマに、目には見えない感情や心の叫びを歌と音に込めました」と説明。「日々生きているとつらく立ち止まってしまう時、叫びたい瞬間は幾度となく訪れますが、そんな人の背中を押せるような力強い楽曲になっています」とアピールする。

 同ドラマは、『悼む人』で直木賞を受賞した作家・天童荒太氏が2004年に発表した同名小説(全5部作、新潮文庫)を映像化。児童保護センターで働く主人公(松雪)、冴えない美術教師(伊藤淳史)、父になる男(北山宏光)、母になる女(篠田麻里子)、夫から逃げる妻(水野美紀)、結婚したい女教師(山口紗弥加)、心中事件を追う刑事(平岡祐太)、息子を亡くした母親(秋山菜津子)、認知症の父(井上真樹夫)、介護に疲れた母(浅田美代子)、家庭崩壊した刑事(遠藤憲一)、電話相談の女(財前直見)など、家族や社会に惑う群像たちの中に人間の醜さ、悲しさ、気高さ、そのすべてを描き出す。
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