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でんぱ組.inc・夢眠ねむ、大学院で初講義 “自己プロデュース”語る

 6人組アイドルグループ・でんぱ組.inc夢眠ねむが23日、京都市・京都精華大学大学院デザイン研究科でゲスト講師を務めた。初めて大学院での講義を担当した夢眠は、『アイドルのセルフプロデュース論』をテーマにトークを展開。同グループのプロデューサー、もふくちゃんこと福嶋麻衣子氏も教壇に立ち、約70人の学生たちが二人の講義に耳を傾けた。

 メンバー全員がアニメ、漫画、コスプレなどのコアなオタクという異色グループのでんぱ組.inc。なかでも夢眠は、美術・電波ソングのオタクで、多摩美術大学情報デザイン学科卒業の経歴を持つ。講義では、在学中に表現の一環で働いたメイドカフェのエピソードや、デビュー当時行っていた自己プロデュースの方法を明かした。

 夢眠には、黒髪のボブ、イメージカラーはミントグリーンなど代名詞的なアイコンが存在する。個性を表現することは、アイドルにとって大切なことの一つだが、夢眠は「自分の特許みたいなものをいっぱいつくっておけば、後々すごく強い武器になる」と力説。「既存のものを改善するのではなく、自分だけの表現を発明しておくといい」と語った。

 自己プロデュースのアイデアは、「自分の好きなことやコンプレックスを100個くらい書き出す」ことから生み出されるといい、「常に“自分マッピング”みたいなことを書き出していると、『あ、これだな』と思えるものがいくつか光ってみえてくる。それを形にしようとしていると、私のようになれる」と胸を張った。

 同グループは、5月6日に日本武道館公演を成功させ、日清のCMにも出演するなど人気上昇中。それでも、夢眠は「(自分は)好んで歌とダンスをやる性格じゃなかった」といい、「でも、偽りじゃなく本当楽しい。好きじゃないことや得意じゃないことって、わざわざやらない。得意じゃないことから逃げられないっていうのが楽しかった」と笑顔で明かした。

 また、学生に向け「興味あることも、あまり興味ないことも、学生時代はいろいろな経験をすることが大事。いつか社会に出たときに役に立つかもしれないし、壁にぶちあたったときに逃げないで立ち向かえる強さをもってほしい」とメッセージを送った。

 授業では、イラスト入りのプリントを配ったり、ソロシングル曲『魔法少女未満』の制作秘話について語ったりと、独特の講義で学生を沸かせた。終了後には、「次はもっとこうしたいと思うことがいっぱい出てきた。また機会があったら先生やりたい」と満足げに振り返った。今後同授業では、でんぱ組も活躍する秋葉原ディアステージのアイドル候補生が来校し、彼女たちのコンセプトや売り出し方を考察する予定。

◆京都精華大学
1968年に創設。マンガ学部やポピュラーカルチャー学部などユニークな教学で知られ、教員には漫画家の竹宮恵子氏、音楽家の高野寛スチャダラパーBoseらが名を連ねる。



関連写真

  • 京都精華大学大学院で講義を行ったでんぱ組.incの夢眠ねむ(左)と福嶋麻衣子氏(右)
  • 約70人の学生の前で熱い講義を繰り広げる

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