ロックバンド・NICO Touches the Wallsのニューシングル「天地ガエシ」（6月11日発売）に、チャットモンチー初期の楽曲「ハナノユメ」のカバーが収録されることが明らかになった。

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　シングル「夏の大三角形」（2012年5月発売）から恒例となっているカップリングのカバー楽曲。今作では、レーベルの先輩でもあるチャットモンチーのデビューミニアルバム『chatmonchy has come』（2005年11月発売）収録曲の「ハナノユメ」をNICO流にカバーした。

　ボーカルの光村龍哉は「チャットはレーベルも同じだし、デビューのタイミングも近かった（チャット＝05年11月、NICO＝07年11月）から、勝手にライバル視してたところもありました（笑）」と告白。「でもそれはチャットに良い曲が多くて、バンドとしてリスペクトできるところがいっぱいあるから。僕はやっぱり、チャットがデビューしたタイミングの『ハナノユメ』の印象が一番強烈でした。好き勝手カバーさせてもらったけど、残ったのはやっぱりあー良い曲だーってことでした」と同曲をカバーした理由を説明した。

　ガレージパンク風のアレンジについて坂倉心悟（B）は「めちゃめちゃ良い曲なので、小細工せず、ど直球にNICOらしいアレンジで勝負しています。NICOが好きな人はもちろん、もともと『ハナノユメ』が好きだった人も、何よりチャットモンチーのメンバーにも気に入ってもらえたらうれしい」とコメント。

　ドラムの対馬祥太郎は「男の匂いのするハナノユメが完成しました！　何だか臭そうだけど、俺らなりの楽しさと遊び心で仕上げました」と自信をみせ、古村大介（G）は「大好きな曲でもあるハナノユメをカバーできて、うれし楽しかった」と喜んでいる。