AKB48の5大ドームツアー最終公演が25日、東京ドームで行われた。今月27日にグループを卒業する板野友美（22）は後継者に相笠萌（15）を指名し、「茶髪にしちゃえば？」とけしかけた。

　後輩たちの質問に受け答えするなかで、前日チーム4昇格が決まった13期生の相笠が挙手。「質問ではないんですけど、板野さんにあこがれているので『Dear J』を一緒にやってもらっていいですか」とおねだりし、決めポーズを一緒に披露した。

　黒髪ロングヘアの相笠と板野を見比べた大島優子が「雰囲気似てるよね」と言うと、板野自ら「後継者になってください」とニッコリ。高橋みなみが「とも（板野）がそんなこと言うのー？」と驚くなか、「茶髪にしちゃえば？」と自身のトレードマークも継承させる意向をみせ、相笠を感激させていた。

　また、AKBグループ唯一の北海道出身メンバー、SKE48の東李苑（16）を“スカウト”したのが板野だったという秘話も自ら披露。かつてAKBが北海道で行った握手会に東がファンとして訪れた際「かわいいからAKBになれるよって言ったら、本当に目指してくれて」と助言していたことを明かした。東は、東京ドーム2日目公演で「ポニーテールとシュシュ」のイントロのピアノ演奏を担当しており、メンバーは「先見の明があるね」と驚いていた。