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大竹しのぶ、歌手38年目で初ベスト 故・勘三郎さん共演曲初CD化

 女優の大竹しのぶが26日、1976年の歌手デビューから38年目にして初のベストアルバム『ゴールデン☆ベスト』を発売する。

大竹しのぶ初ベスト『ゴールデン☆ベスト』

大竹しのぶ初ベスト『ゴールデン☆ベスト』

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 大竹は1975(昭和50)年に本格的に女優デビューし、翌76年4月5日に作詞・阿久悠、作曲・大野克夫、編曲・細野晴臣、萩田光雄という豪華作家陣が手がけた「みかん」で歌手デビュー。現在までにシングル12作、アルバム6作(ミュージカル・アルバム除く)を発表している。

 近年、主演舞台『ピアフ』で圧倒的な歌唱力を披露し、シンガーとしても改めて注目を集めている大竹は、数あるレパートリーの中からシングルA面全作品と自身が選んだアルバム曲によって構成された初のベスト盤を制作。今月12日発売の最新シングル「しあわせ語らひ人」など全22曲を収録し「企画物も含めて、美しい歌をたくさん歌わせていただいたんですね」と再発見していた。

 本作には、昨年12月に他界した人気歌舞伎俳優の中村勘三郎(当時・勘九郎)さんと大竹が77年に共演した音楽劇『若きハイデルベルヒ』で歌ったデュエット曲「愛の朝」「リンデンバウムの唄」(ともに77年8月発表)を初CD化して収録。「歌っていると彼の顔が浮かんで来ます。懐かしく、あの頃の自分に戻れた気持ちになります」としみじみ語った。

 今後の音楽活動については「芝居とは違う表現ですが、これからも歌っていきたいと思います。音楽で表現するのが今、楽しいです」と意欲をみせた。11月4日(月・祝)には、東京国際フォーラム ホールCで「My Piaf」コンサートが開催されることも決まった。

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  • 大竹しのぶ初ベスト『ゴールデン☆ベスト』
  • 故・中村勘三郎(当時勘九郎)さんとのデュエット曲「愛の朝」ジャケット

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