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アンダーグラフ、「空へ届け」皮切りに新曲4か月連続配信

 30万枚を超えるヒット曲「ツバサ」(04年)でメジャーデビューしたアンダーグラフが3月から4か月連続で新曲を配信リリースする。その皮切りとなる今月6日配信の「空へ届け」は、リーダーでボーカルの真戸原直人が昨年10月、途上国の子どもたちにワクチンを提供するNPO法人の活動の一環で訪れた、ミャンマーの子どもたちとの触れ合いからモチーフされた思い入れの曲だ。

「空へ届け」ジャケット写真(アンダーグラフ)

「空へ届け」ジャケット写真(アンダーグラフ)

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 ミャンマーでの体験は、真戸原にとって「今までになかった様々な価値観を教えてくれた」貴重なものだった。認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」を通して、これまでCD売上の一部を寄付してきたが、実際に自分の目で確かめたいと訪れた。忘れられないのが、現地山奥の保健所で触れ合った子どもたちの笑顔と、一緒に歌って過ごした交流の時間だった。「ギター1本で歌ったこと、この出会いを忘れないように」と、帰国後さっそく曲作りを始めた。そのときは意図しなかったが、制作途中の「笑いながら(仮)」という曲の最後のメロディを一緒に歌った際、子どもたちの声を録音していたため、それを音源化しようと思いついた。

 「新曲にして、また子どもたちに届けたいと思ったんです。帰国後、歌詞を書こうとすると、思い出すのはミャンマーの景色、人、笑顔、路上で出会った歌うたいの少年、そして子どもたち。同じ空の下で生きているそんな思いを込めて」タイトルを「空へ届け」とした。ジャケット写真は真戸原が撮影したミャンマーの空だ。タイトル名とジャケット写真どおりの、希望にあふれたさわやかな曲に仕上がっている。近いうちに必ず、ミャンマーの山奥のあの子どもたちにこの曲を届けたいという。
 
 連続リリースの概要は以下のとおり。7月には東名阪ツアーを行う。

1:「空へ届け」(3月6日)
2:「第三次成長期」(4月10日)
3:「Mother feat. MICRO(HOME MADE 家族)」(5月8日)
4:「素敵な未来」(6月5日)

◇7月14日(日)大阪 心斎橋JANUS
◇7月15日(月・祝)名古屋 ell. FITS ALL
◇7月25日(木)東京 CLUB QUATTRO

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