9人組アイドルグループ・さんみゅ〜が、アイドル育成プロジェクト開始から1年2ヶ月経った23日に、シングル「くちびるNetwork」でメジャーデビューする。デビュー曲の発売を2日後に控えた21日、ORICON STYLEではグループ結成時からの目標が実現するメンバーにインタビューを敢行。80年代アイドル風の真っ白なワンピースに身を包んだ9人は「アイドル界に清らかな風を吹かせよう」とアイドル戦国時代に飛び込む。

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　桜田淳子、松田聖子ら人気アイドルを多数世に送り出した大手芸能事務所・サンミュージックが約21年ぶりに手がける本格アイドルのさんみゅ〜。デビュー曲は先輩歌手の故・岡田有希子さんの代表曲をカバーし現代風にアレンジした。激しいダンスやスタイリッシュな衣装が目立つ現代アイドルたちとは一線を画し、80年代のアイドル全盛期をほうふつとさせるカラーで逆に新鮮な存在となりそうだ。

　京極友香（17）は、デビューを間近に控え「不安もある、でもすごく楽しみ」と素直な心境を吐露。木下綾菜（16）は「たくさんの先輩たちがいて、清純派、純白ってイメージがある。それを引き継いで新しい形で見せていきたい」とやる気十分。長谷川怜華（16）も「明るく元気に爽やかに。ほかのアイドルたちと違うさんみゅ〜らしさを出していきたい」と熱く意気込んだ。

　メンバーはもともと同事務所が展開する全国の養成所から集められたレッスン生。抱える夢が違う9人が集まっており、「演技も歌もダンスも全部できる人になりたい」（野田真実）、「モデルさんになって雑誌に出たいし、ランウェイを歩きたい」（山内遥）、「歌もダンスも演技もモデルもバラエティも、マルチに活躍できるような人になりたい」（小林弥生）、「夢は女優をしながら歌も歌っていきたい」（新原聖生）、「モデルさんになりたい。洋服のプロデュースも、音楽も手掛けたい」（中山冴恵）、「お芝居がしたくて入って、歌も大好きになった。将来はさんみゅ〜の番組を持って、MCがしたい」（リーダー・西園みすず）とゆくゆくは一人ひとりの活動も見据えている。

　26日にはアイドルイベントの聖地、東京・池袋サンシャインシティの噴水広場でデビューイベントを行う。