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SPYAIR、初武道館で5人でのラストステージ「涙で終わらせたくない」

 5人組ロックバンド・SPYAIRが18日、初の日本武道館ライブを行い、全21曲を熱演した。同公演を最後に脱退するDJ ENZEL☆は涙をこらえ「みんないい笑顔してるから、涙で終わらせたくないんだよ!」とあいさつ。海外を旅する予定のENZEL☆にバッグをプレゼントしたメンバーは熱い抱擁を交わし、お互いの飛躍を誓い合った。

SPYAIR初の日本武道館公演を最後にDJ ENZEL☆(中央)が脱退した

SPYAIR初の日本武道館公演を最後にDJ ENZEL☆(中央)が脱退した

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 2010年8月にメジャーデビューしてから2年4ヶ月。念願の初武道館にして、5人でのラストステージに1万人のファンが集まった。今年公開された映画『アメイジング・スパイダーマン』のテーマソング「0 GAME」を皮切りに、ボーカル・IKEの「一緒に声出していこうぜ!」というかけ声で、最新シングル「WENDY 〜It’s You〜」(11月発売)では会場中の大合唱となった。

 ライブ後半にはシークレットゲストとして、地元・名古屋の大先輩、SEAMOが登場。今年ライブで共演したことをきっかけに、SEAMO×SPYAIR名義で10月に発売したコラボレーションシングル「ROCK THIS WAY」を披露するサプライズで、ファンを喜ばせる一幕もあった。

 アンコールが始まり、自身の髪の色をイメージした黄色い花を掲げたファンに迎え入れられたENZEL☆は「今日をもって、SPYAIRからDJ ENZEL☆は脱退します。いろいろ考えた結果だけど、SPYAIRが終わるわけではないし、SPYAIRにとっては通過点で、俺自身もここをゴールにしたくないんだよ。負けずにステップアップしていくよ!」と誓い、ひときわ大きな拍手と歓声が送られた。

 大きな夢をかなえ、大きな転機を迎えたSPYAIR。武道館の外では号外がまかれ、来年1月1日に公式サイトで重大発表を行うことを告知した。

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  • SPYAIR初の日本武道館公演を最後にDJ ENZEL☆(中央)が脱退した
  • ボーカルIKEは21曲を熱唱した
  • 1万人を熱狂させたSPYAIR
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