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松山千春、三浦祐太朗にギターの名器託す

 シンガー・ソングライターの松山千春(56)が、自身の自伝的小説『足寄より』を舞台化した『旅立ち〜足寄より〜』(7月30日〜8月3日/東京・草月ホール)に主演する歌手の三浦祐太朗(28)と対面し、思い出のギター、マーチンD-28をプレゼントした。「これからは祐太朗の時代。お前のようなシンガーにもっともっと活躍してもらいたい」と名器とともに夢を託した。

松山千春(左)がギターの名器を三浦祐太朗(右)にプレゼント

松山千春(左)がギターの名器を三浦祐太朗(右)にプレゼント

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 1977年1月、松山がシングル「旅立ち」でデビューした当初、歌手・松山千春の生みの親であり、育ての親でもある北海道・STVラジオの竹田健二ディレクター(故人)は、松山の大成を願ってギターをプレゼントした。

 「竹田さんからもらったのはマーチンのD-28だった。そう言った意味で、今回はそのときと同じギターを祐太朗に渡したいと思った」と松山。あれから35年。「これからは祐太朗のような若いシンガーに頑張ってもらわないと…」。自らの後継者として、俳優・三浦友和と妻・百恵さんの長男という大器を指名した格好だ。

 「このギターを持つのは憧れでした」と明かした三浦は、嬉しさに思わず目を潤ませる。早速、D-28を抱えると「やっぱりかっこいいよ。思った以上にサマになってる。どこかブルース・スプリングスティーンにそっくりだ」と絶賛する松山。「祐太朗だったら日本のスプリングスティーンになれると思っている。とにかくアコギで歌えるかっこいいシンガーになってほしい」と力を込めた。

 大先輩の言葉に祐太朗は「頑張ります」と言うのが精いっぱい。松山は「舞台ではどんな俺を演じてくれるのか楽しみ。祐太朗ならではの演技で俺を演じてほしい。もちろん、そのときは、このギターを使ってほしい」とエールを送り、固い握手を交わした。

 三浦は『旅立ち〜足寄より〜』に主演するほか、松山のデビュー曲「旅立ち」のカバーで8月1日にソロデビューすることが決まっている。

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