ロックバンド・THE JAYWALKが6日、東京・新国立劇場で7人編成となって初のホールコンサートを行った。昨年他界した柳ジョージさん（享年63）を偲び、代表曲の一つで、柳ジョージ＆レイニーウッドが1981年に東京・日本武道館で行った解散コンサートのラスト曲「プリズナー」を追悼の意を込めて演奏した。

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　柳さんのバックバンド経験もあるドラムの田切純一は「当時、所属事務所も育ててくれたプロデューサーも同じということもあり、ジョーちゃんには本当にかわいがってもらった。大先輩である彼の残した数多くある名曲を僕らが受け継いでいきたい」と決意を新たにしていた。

　昨年3月に正式脱退したメインボーカルの中村耕一に代わり、新ボーカリスト・馬渕英将と女性ドラマー・青木桃子を加え新体制となったTHE JAYWALKはほかに、代表曲「何も言えなくて…夏」など全19曲を披露し、会場を盛り上げた。

　本公演『プラチナライブ2012』はプラチナエイジ（40〜50代）を対象に、質の高い音楽を届ける特別企画。甲斐よしひろ、広瀬香美、宮澤和史ら豪華アーティスト9組がゴールデンウィーク期間中、日替わりで出演し、その最終日をTHE JAYWALKが飾った。

　THE JAYWALKは7月から広島クラブクアトロを皮切りに、全国4ヶ所（広島、名古屋、大阪、東京）13公演のツアーを行う。