女優・川島海荷らが所属する5人組ガールズユニット・9nineが6日、東京・日本青年館で初のホールワンマンライブを開催した。3rdアルバム『9nine』の収録曲「Fly」を初めてバンド形式で披露するなど、新たなチャレンジでファンを魅了。まさに青春真っただ中と言わんばかりのフレッシュなステージを展開し、川島は「これからもパワーアップをしていくので、9nineを見守って」と満面の笑みで呼びかけた。

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　『青年館の9nine』と銘打ったワンマンライブで「進化」をテーマに掲げたメンバーは、「歴史に残る1日にしましょう！」（佐武宇綺）「伝説をみんなで作りたい」（西脇彩華）などとあおり、息の合ったダンスやパフォーマンスで観客を釘付け。6月20日発売のニューシングル「流星のくちづけ」も初お披露目し、全16曲を歌いあげた。

　アンコールのステージにギターやベース、ドラムセットなどが登場すると、吉井香奈恵は「何か新しい事に挑戦したいと思って、1ヶ月半かけて苦戦しながら準備してきました〜！」とバンドスタイルを紹介。小さい体ながらも村田寛奈はドラムを力強く叩き、川島はピアノ、吉井はギター、楽器未経験の佐武と西脇はそれぞれベースとキーボードを担当。佐武は「初めて挑戦してベースが大好きになった。みんなの前で披露できて幸せ」と喜びを爆発させた。

　9枚目のシングル「少女トラベラー」のキャンペーンで全国5ヶ所を回った際に集まったファンのメッセージ入りフラッグを飾り、初のホール公演を全うした9nine。佐武は「スケールアップした9nineを観てもらおうと頑張ってきた。私たちがここまで頑張って来れたのは、皆さんがフラッグにメッセージを書いてくれたおかげ。私たちの青春だと思ってます」と感謝すると、会場からは大歓声。

　8月19日に東京・日比谷野外大音楽堂でライブをすることも発表され、西脇は「次のステップにいけるように用意してくれたステージ。ぜひ、挑戦したい」と気合いたっぷり。川島も「私たち、やるしかないんです！ 最高のライブにしたい」と語り、ファンの声援を浴びていた。