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ウィーン少年合唱団が2年ぶり来日 福島・南相馬の少女合唱団と共演

 500年以上の歴史を持ち、オーストリア・ウィーンの音楽大使として世界各地でツアーを行うウィーン少年合唱団が26日、都内で記者会見を行った。同合唱団は1955年の初来日以来、2年ぶり26回目の来日。理事長のヴァルター・ネッティヒ教授は、昨年は東日本大震災の影響で来日できなかったことを詫び、欧州各国でチャリティー公演を行っていたことを報告。「今年は昨年の延期公演のつもりで、昨年の分を加えて過去最多35公演を行う」と発表した。

“天使の歌声”ウィーン少年合唱団が2年ぶり26回目の来日

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 さらに、福島・南相馬市の女子中高生からなる合唱団「MJCアンサンブル」(南相馬ジュニアコーラスアンサンブル)と共演し、5月2日に東京・赤坂のアーク・カラヤン広場で『オーストリア meets 福島』と題したコラボコンサートを行うことも明らかに。ウィーン少年合唱団が少女合唱団と共演するのは初めてという。

 ウィーン少年合唱団は4つの組に分かれており、今回の来日したのは11〜14歳で構成される「シューベルト組」25人。来日メンバー中、唯一の日本人であるケンシ君(13)は「僕が持ち込んだコミックの『NARUTO -ナルト-』を団員で読み回ししています。みんな日本に行くことを楽しみにしていました!」と喜びを露わにした。

 会見後には、滝廉太郎の「花」など3曲を披露。集まった報道陣の前で“天使の歌声”を響かせた。同合唱団は今月28日から7月8日まで全国でコンサートを行う。

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