韓国のガールズグループ・KARAが14日、横浜アリーナで初の単独日本ツアー『KARASIA』の初日公演を行った。2月に声帯ポリープ切除手術を受けたリーダーのギュリ、同2月に韓国公演で左足首のじん帯を損傷したニコルはともに完治はしていないものの元気な姿をみせ、全24曲を熱唱。ダンスや楽器演奏などそれぞれの持ち味を生かしたソロ曲も披露し、1万2000人の観客を魅了した。 2010年8月に「ミスター」で日本デビューしてから1年8ヶ月。KARA初の日本全国ツアーのオープニングは、新曲「スピードアップ」(先月21日発売)で派手に幕を開けた。左足首のけがが完治していないニコルは4人とは離れたフォーメーションでダンスしたりと、一部楽曲で振付を変更。悔しさもあいまってか、アンコール最後のあいさつでは「何て言えばいいのかわからない…」と言葉を詰まらせたが、スンヨンに頭をなでられると「本当に楽しかった」と充実感にあふれた表情を浮かべていた。