人気アイドルグループ・AKB48が19日、社団法人中山馬主協会主催の『FUN OF THE YEAR2011』を受賞し、前田敦子、大島優子、柏木由紀、篠田麻里子らメンバー16人が授賞式に出席。大島は「今年は日本を元気にしたいと活動してきたのでとても嬉しいです」と喜んだ。同賞は、今年世の中の人々に感動や幸せを呼び起こした個人・団体に贈られるもので、第1回の昨年は有馬記念を舞台にしたNHKドラマ『チャンス』に出演した女優・藤原紀香が受賞している。

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　農林水産省大臣・鹿野道彦衆議院議員からトロフィーを贈られた篠田は、「このような賞をいただき私たちもビックリ。嬉しいです」と笑顔。また、競馬番組にも出演していることから、有馬記念出走馬をメンバーにたとえ、「ブエナビスタはあっちゃん。一番人気ということもあるし、普段大人しいのに本番では強いところも似ていますね」と分析。また大島については「前向きなところが似ている」とヴィクトワールピサをあげるなど“競馬トーク”で会場を盛り上げると、最後は16人で「ヘビーローテーション」「風は吹いている」の2曲を熱唱し、迫力のパフォーマンスを披露した。

　同賞は、師走の風物詩として定着した「有馬記念」にちなみ、この1年を振り返って、世の中の人々を最も楽しませ、喜ばせ、感動させた個人・団体を顕彰するべく、昨年より開催。第2回となる今年は、東日本大震災復興支援『誰かのために』プロジェクトを立ち上げ、現在までに約7億円の寄付を行ったほか、被災地を訪れてライブや握手会を開催するなど支援を続けていることから、AKB48が選出された。

　この日は『第56回有馬記念プレミアム・レセプションパーティ』も開催。今月25日に行われる有馬記念の出走馬、騎手などが紹介され、きょうタレント・ほしのあきとの結婚式を終えたばかりの三浦皇成騎手らが登壇した。

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