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マイケル追悼ライブ開催 ファンとザ・ジャクソンズが揃って「フォー!」

 故マイケル・ジャクソンさんの追悼ライブ『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』初日公演が13日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催され、38年ぶりに来日したザ・ジャクソンズ(ティト、ジャッキー、マーロン)をはじめゆかりのアーティストらが参加した。最後は、ザ・ジャクソンズのマーロンが「皆さん、マイケルのトリビュート・ライブに来てくれてありがとう!もし彼がこの場にいたらこういうことをやっていたと思います。僕の後に続けて真似してください。フォー!」と呼びかけ、マイケルさんのフレーズ「フォー!」を会場全体で連呼した。

『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』に出演したAI(左から2番目)とザ・ジャクソンズ

『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』に出演したAI(左から2番目)とザ・ジャクソンズ

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 ライブは『ダンス・ステージ』『ソング・ステージ』『ザ・ジャクソンズ・ステージ』と3部に分かれて行われた。『ダンス・ステージ』では、マイケルさんのツアーダンサーにも選ばれたことのあるケント・モリや、追悼ライブのためにオーディションで1000人以上の中から選ばれたダンサーなどが迫力のパフォーマンスを披露。たくさんのキッズダンサーも登場し、大人顔負けのダンスで「BEAT IT」などを踊ると、会場から割れんばかりの拍手が贈られた。また、マイケルさんとともにツアーを廻った振付師でダンサーのトラヴィス・ペイン、ステイシー・ウォーカー、ユーコ・スミダ・ジャクソンも特別出演し、会場を盛り上げた。

 続く『ソング・ステージ』では、マイケルさんの最新アルバム『MICHAEL』から『OFF THE WALL』までのオリジナル・アルバム全てから、時間を遡っていく形で選りすぐりの名曲を実力派アーティストが披露。マイケルさんのツアーにコーラスで参加したことのあるジュディス・ヒルや、グラミー賞歌手のメイシー・グレイ、CHEMISTRY川畑要JUJUなどが登場しヒット曲を歌唱すると、会場のボルテージは一気に上昇。最後は、この日だけの出演となった久保田利伸が「SHE'S OUT OF MY LIFE」をしっとりと歌い上げた。

 最後の『ザ・ジャクソンズ・ステージ』は、2001年に米マディソン・スクエア・ガーデンで行われた『マイケル・ソロ活動30周年記念ライブ』でのパフォーマンス以来、10年ぶりの始動となったザ・ジャクソンズが、名曲の数々をAIとともにパフォーマンス。年齢を感じさせないステップやダンスを披露した。

 アンコールは、ザ・ジャクソンズとAIが手掛けた同ライブのテーマソングなど3曲を歌唱。迫力のある歌声と華麗なパフォーマンスで会場を圧倒し、約3時間にわたって行われた同ライブを締めくくった。

関連写真

  • 『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』に出演したAI(左から2番目)とザ・ジャクソンズ
  • 前列左からケント・モリ、トラヴィス・ペイン
  • 『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』の模様
  • 『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』の模様
  • 『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』の模様
  • 『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』の模様
  • 『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』の模様
  • 『MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE』の模様

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