2016-03-14

オトナの社会科見学 −海外進出編− Vol.3『日本精密』
規模に圧倒される「日本精密」ベトナム工場に潜入!

オトナの社会科見学Vol.3 『日本精密』 −海外進出編ー

 昨年末から始まった、「オトナの社会科見学」連載。第1弾は宮崎にある「霧島酒造本社工場」、第2弾は“これぞ町工場”な大田区のプラステック成形工場「新興化学」にお邪魔し、工場の魅力を伝えてきた。

 お陰様で大好評の本コーナー。次のターゲットを探していると、なんとベトナムとカンボジアの秘境に、テレビドラマ「下町ロケット」的な日本の工場があるという。誰もが知っている超大手時計ブランドの金属ブレスレットやスチール製メガネのフレームなどを一手に請け負っているやり手の会社だそう。海外の工場に足を踏み入れる機会はなかなかない。ぜひ取材しなくては! ということで、いざ南アジアへ!  第3弾にして早くも日本を飛び出した、「オトナの社会科見学」。巨大工場の全容をご覧あれ。

ドローン飛ばして撮影してみた(が、強風に煽られる…)

 今回の潜入先は埼玉県川口市に本社を置く、精密部品加工を手掛ける「日本精密」。創業は1978年。大手時計メーカーの腕時計バンド製造を中心に、メガネフレーム、釣具用部品などの製造を行っている。1987年には香港支社、1994年にはベトナムに生産拠点を設立。2013年にはカンボジアにも工場を設立した。今回は、このベトナムとカンボジアの工場に潜入!

規模に圧倒されるベトナム工場へ潜入!

 東京からタイ経由で約9時間。向かったのはベトナム、ホーチミン空港からクルマを走らせること約1時間の町。日本だけでなく、アメリカや中国などの企業も進出する経済特区の工場団地だ。いろいろな国の国旗がはためく中を進み、たどり着いたのが、「日本精密」のベトナム工場。

 工場の外観や大きさ自体は、日本の工場とさして違いは感じない。いよいよ工場内に潜入。すると、勝手に抱いていた、“ゆるい”イメージはすぐに飛んだ。

 整然と何列も並んだ机や工作機械を前に、約3000人もの社員たちが作業に没頭している。大型機械を操作する人、ルーペを使った細かな作業を行う人。そこは高度な技術と繊細な手作業がぎっしり詰まった巨大工場だった。

 休み時間になると、ワイワイ、ガヤガヤと談笑を楽しむのは日本と同じ。すれ違うときに素敵な笑顔であいさつをしてくれるのは、ベトナムのお国柄なのか。


工場内部の様子

「ベトナムは海外じゃない」社長の地元密着力
会議中も笑いが絶えない

 冗談を言っては終始社員たちを笑わせていた、日本精密の岡林社長。20代前半から海外赴任を経験しているという海外スペシャリストは、ベトナムでの生活がまったく苦ではないよう。「もうベトナムなんて、いろんなものが充実しているし、海外じゃないですよ。日本とベトナムは、私に言わせれば、たとえば埼玉県と群馬県の違いみたいなもの(笑)。カンボジアに行ったら、やっと海外らしいですけどね」。その順応性が規模拡大を続ける秘訣なのか。

岡林社長の人柄と経営術に迫る!

今回取材した日本精密の公式サイトはこちら

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