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くるり×ストレイテナー『意外な組み合わせでの対バンライブが実現!』

昨年オープンしたEX THEATER ROPPONGIで、2月26日に『EX THEATER ROPPONGI OPENING SERIES GO LIVE ex.』と題し、くるりとストレイテナーの対バンライブが実現。ありそうでなかった、意外な組み合わせの対バンに観客が沸いた。

ストレイテナーの熱いスピリットが凝縮された演奏でファンを魅了!

 まず登場したのは、ストレイテナー。スケールの大きなナンバー「Ark」で幕を開けると、場内はいっせいに躍動し始めた。美しいギターのイントロが秀逸な「REMINDER」では、曲に合わせて大きく手を振った観客。メンバーは身体を揺らしながら演奏し、間奏では全員ドラムのほうを向いてタイミングを合わせる。包み込むような温かさを持った「Sunny Suicide」では、ホリエアツシ(Vo&G)は、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら演奏した。

 「EX THEATERは、1月29日にgeek sleep sheepのライブを観て。音がタイトですごく良くて、しっかり演奏しないとヤベエと思った」と、会場の音響の良さに一目置いていたことを、MCで語ったホリエ。実際クオリティーの高い演奏が、音響の良さともハマって、実に聴き心地のいい音を聴かせてくれていた。続けて、この意外な組み合わせについても明かした。「この2組って、ピンとこないかもしれないけど、2012年にくるりが主催する『京都音楽博覧会』に呼んでもらったことがあって。くるりの岸田くんとは、ちょいちょい飲みに行ったりしてるんですよ。お互いのツアーで四国に行ったときは、時期がたまたま同じで、一緒に屋台で飲んだんです!」

 今回のライブでは、全13曲を披露したストレイテナー。昨年のミニアルバム『Resplendent』から「BLACK DYED」と「シンデレラソング」を披露したほか、シングルナンバーは「From Noon Till Dawn」や「羊の群れは丘を登る」など。後半にはライブで人気の「BERSERKER TUNE」や「Melodic Storm」を披露。各時代からまんべんなく採り入れた選曲に、観客は終始熱狂した。中盤には、「ここでバラードを1曲」と、「シンクロ」を歌ったホリエは、身体を前後に揺らしてピアノを弾き、しっとりとしたムードが会場に充満した。ギターに持ち替えての「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」では、静けさと熱さが行き来するようなサウンドの中で、熱くまっすぐな歌声を響かせた。

 「六本木でロックと言ったら、思い浮かぶのは宇崎竜童さんとかで。俺らみたいなのが、六本木に似合うように願いを込めて……。親愛なる六本木のバーサーカーへ!」との言葉で始まった「BERSERKER TUNE」では、会場が一気に盛り上がった。場内のあちこちでモッシュが始まり、観客はこぶしを振り上げ、ステージに向かって大歓声を送った。この日、ミディアム中心という印象だったステージだったが、そんななかでも実に熱いスピリットが凝縮された演奏を聴かせてくれた彼ら。ラストに披露した「Farewell Dear Deadman」では、シンプルなメロディーと切ない歌詞がぐっと迫り来るような演奏と歌を聴かせ、聴いているこちらまで熱い気持ちが胸にこみ上げてきた。

観客の胸にズシッと響かせた熱いくるりのステージ

 後攻のくるりは、「こんばんは、くるりと申します」と、実にひょうひょうとした雰囲気。1曲目から、彼らの代表ナンバー「ワンダーフォーゲル」を披露して会場を沸かせ、ファンファンのトランペットの音色やリズムに乗せて、観客は上げた手を左右に振って盛り上がった。ノスタルジックなムードの「BREMEN」では、岸田繁(Vo&G)の温かく力強いボーカルや、「ヨッ」というかけ声が場内に響く。また「ロックンロールハネムーン」では、岸田はタンバリン片手にハンドマイクを握りしめ、ステージを動き回りながら歌う。さらに60年代っぽいノリのロックナンバー「everybody feels the same」では、自然と手拍子が沸き起こり会場がひとつになった。

 MCは、非常にリラックスして、まるで楽屋でワイワイやってるような雰囲気。ギターをチューニングしながら、つらつらと思いついたことをしゃべってるうち、中学生時代に、エッチな番組を親にバレないようにいかに工夫して観てたかという話まで飛び出すほど。会場が六本木にあることから「六本木で寿司を食うのは憧れるよね。あ、寿司が美味いのは築地か?。じゃあ六本木は何だろう?ケバブか(笑)」と、笑いを誘う場面が何度もあった。

 後半は、「虹」「街」「東京」と、懐かしいナンバーを次々と披露した彼ら。「虹」では、頭を揺らしながらギターを弾く岸田に、観客は熱い視線を送る。間髪入れず「街」では、激しくシャウトするような歌声が、観客の胸にズシッと響いた。「東京」の前には、こんなMCも。「10年ちょっと東京に住んで、京都に帰って、また上京して。最近また京都に帰りたいなって思って、ホームシックにかかってたんだけど、こんな良いライブハウスがあるなら東京もいいな」。シンプルだがどこか懐かしくもあるロックサウンドに、望郷の切ない気持ちが広がった。

 「(この会場)やりやすい。めっちゃ音がいい。いいやろ?」と、会場の音の良さを気に入った様子の岸田。アンコールではアコギを片手に登場し、急遽「宿はなし」を弾き語りで披露。そして「2人で弾き語りしても良い音かな?飲み友達を呼んじゃおうかな?」と、ホリエを呼び込むと、「岸田くんに寄せてみました」と、メガネをかけて登場したホリエ。「どうせならと思って、飲み屋で酔って盛り上がった曲をやろうと思う」と岸田。すかさず「でも、この選曲はたぶん間違ってると思うよ」とホリエ。2人が披露したのは、なんと長渕剛の「とんぼ」。「そこか!」とツッコミ半分で、ドッと盛り上がった場内。しかもホリエはものまねで歌い、これが意外と似てる。そこにいい感じでハモりを入れる岸田。2人の熱演に、自然と手拍子が沸き起こり、最後は岸田とホリエが肩を組む。ここは居酒屋か!という大サービスに、観客も実にうれしそうな表情を見せていた

 唯一無二の存在であるくるりと、21世紀を代表するバンドのストレイテナー。一見違ったスタイルの2組だが、音楽を愛する気持ちは同じ。2組の気持ちが観客と通じ合った瞬間、会場はまさにひとつになった。EX THEATERでは、今後どんな面白い組み合わせのライブを展開してくれるのか楽しみだ。

(文:榑林史章/撮り下ろし写真:橋本塁[SOUND SHOOTER])

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