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FTISLAND『珠玉作が満載の初ベスト盤が到着☆これまでの活動を振り返る!!』

FTISLANDが日本でリリースされたシングル、カップリング曲を収録したベストアルバム『THE SINGLES COLLECTION』を9月18日にリリースした!数々の名曲の中から、とくにお気に入りの1曲について、さらにこれまでの日本での活動を振り返ってもらいました。

ケンカもいっぱいしたけど、毎日すごく楽しかった

――ベストアルバム『THE SINGLES COLLECTION』がリリースされますね。改めてこれまでのシングル曲が1枚に並んでいるのをみていかがですか?
ジョンフン本当にいろんな、バラエティー豊かな楽曲が入っていて、僕たち自身もビックリしました。そのなかには、ファンの人が好きな曲もあれば、そうじゃない曲もあるかもしれないですが、改めてこのアルバムを聴いて、そうじゃない曲も好きな曲に変わってくれたらうれしいです。僕たちはいつもすべての楽曲に関して全力で本気で取り組んでいるので、カップリングとかあまりなじみがないかもしれないですけど、実はすごくいい曲だったりもするので、このアルバムでカップリングも全部好きになってほしいです!

――あと、改めてホンギ君とジェジン君のボーカルの対比、その声色の違いも感じられました。例えば、ホンギ君が感情の奥深いところに響く歌声だとしたら、ジェジン君は描かれた情景により広がりを感じさせる歌声だなと。
スンヒョンジェジン兄さんは、本当にクリアな歌声で、癒されます。
ホンギ僕だって広がり出せるよ(笑)。じゃあ、僕の声は?
ジェジンガサガサ(笑)。
ホンギそれは今回のツアーでしょ?
ジェジンホンギ兄さんの歌声は、僕と違ってすごく太いし、ああいう抑揚のつけ方は僕には絶対できないから、すごくうらやましいです。

――では、今作の中で、とくに印象深い曲、お気に入りの1曲をあげるとしたら?
ジョンフン「Let it go!」。当時、日本のマンションにメンバーで4ヶ月ぐらい住んでいたんですが、そこでひとり部屋にこもって作曲したんです。正直、そのときどんなシチュエーションだったか、まったく覚えてないんですけど(笑)、1曲を上げるとしたら、「Let it go!」になります。もちろん全部印象深いし、好きだけど。

ジェジンあと、「Revolution」は、僕たちが日本デビューするにあたって、初めて録音した曲で。当時は日本語もうまく話せない状態だったから、レコーディングにすごく苦労したのを覚えています。でも、いま歌ってもこの曲は、早いしキーも高いし、休めないしで大変なんです(笑)。
ミンファン僕は「YUKI」が好き。この曲は、以前5人で一緒に住んでいたマンションの部屋で僕が作曲した曲で、改めて聴くと、そのときの光景が思い浮かんできます。
ホンギ本当に雪が降っているときに作ったんだよね。
ミンファン部屋の窓から雪が降っている景色を見て、自然とイメージが湧いてきたんです。
ジョンフンあ〜あのころが懐かしいね〜。
ミンファン今はホンギさんとジョンフンさんが家族と一緒に住むようになって、3人だけなんですけど、あのころは常に5人で一緒にいて、ケンカもいっぱいしましたが、毎日すごく楽しかったですね。


――今は、離れ離れで寂しいと。
ミンファン(即答で)いや、ゆったりできていいです。とくにトイレが(笑)。
スンヒョン朝は(5人が一斉に使うから)大変でした(笑)。

――1年ぐらい前は、ずっと5人でいたいって言っていたのに。
ミンファンえっ?そんなこと、僕言いましたか?

――はい、確実に言ってました(笑)。
ミンファン時は人を変えるんですね〜。
一同(笑)
ミンファンあと、「I want」は、ライブでやっていて一番楽しい曲。最後クレイジーになるから。
スンヒョン僕が好きなのは、「Venus」。もともと好きだったけど、このツアーを通してより好きになりました。演奏しながら、みんなをハグする感じ。
ホンギ包み込むような感じ?
スンヒョンそうそう。さらに大きな曲に成長したと思います。
ホンギ僕は「Distance」が好き。

――「Distance」は、以前ボーカリストとしてもっとも難題だった曲だって言っていたよね。
ホンギめっちゃ難しかったけど、曲がすごく悲しくて、冬っぽくって。僕は一番冬が好きな季節だから、冬に聴くとめっちゃ心が温かい気持ちにもなります。
ジェジン僕は「Bland-new days」が印象深いです。
ジョンフン「Bland-new days」は、今回のツアーでやっても、やっぱりフレーズが難しいなって思いました。
ジェジン僕の理由は、MVのみんなの表情が変だからです(笑)。みんな疲れて、死んだような顔していて。でも、いま見ると、それが面白くて笑えます。

――ちなみに自分たちのミュージックビデオ(MV)は、見返したりするの?
ジェジンしますよ。
スンヒョン「Flower Rock」は、高校生バンドならではの当時はカッコよさがあったと思うんですけど、いま見たら子供だなって。それだけ年齢も雰囲気も顔も大人に変わっているし。でも、ミンファンだけずっと変わらないです(笑)。

――確かに。じゃあ、逆に一番変わったなと思う人は?
スンヒョンジェジン兄さんだと思います。当時からかっこよかったけど、さらにかっこよくなりました!
ジェジン反対の意味でホンギ兄さんも変わりました(笑)。
ホンギ反対の意味ってなんだよ〜、どうせ僕はめっちゃ太ったよ(笑)。

今だから言える他メンバーへの反省エピソードは……

――では、今だから言えるメンバーに向けてあのときはごめんなさいなど、反省エピソードはありますか?
ジェジン正直、デビュー当初はボーカリストとしての自信もなかったし、声の出し方がわからないままレコーディングをしていたんです。いま思うと、1年ぐらい迷っている状態だったのかなって。みなさんごめんなさい。でも、経験を積み重ねていくうちに、僕はこれでいいんだって迷いはなくなりました!
ジョンフン僕は「Distance」や「You Are My Life」をライブでやるとき、ピアノ演奏するんだけど、みんながものすごいパワーを消耗しているなか、僕だけめちゃ楽して、毎回ごめんねって気持ちになります(笑)。
ミンファン僕もアコースティックライブのときは、軽くリズムをとるだけだから、みんなが真剣に演奏してるなか、休んじゃって、楽しちゃってごめんなさいって思います。
スンヒョン僕が初めてミュージカルに挑戦したとき、ツアーと重なってしまって、気持ちに余裕が持てなくて、うまく両立できなかったときは、メンバーのみんなに本当に申し訳ない気持ちになりました。
ホンギ僕は……ありません!
ジェジン違います。全部謝ってください(笑)。
ホンギなんでだよ(笑)。
スンヒョン全部、全部!!
ホンギあ〜「Venus」のとき、最後の<切ない>ってフレーズを、気づかないうちに半音下げて歌っていて、ごめんなさい。それ以外はないです、以上!(笑)あっ、あとひとつ、今回のアリーナツアーに来てくれたファンの人たちにごめんなさい。

――このツアーでは、途中で体調を崩してしまったそうで。
ホンギ風邪をひいてしまって。とくに静岡のライブのときには、熱が39度あるなか、思うように声がでなくて、体が動かなくて……自分の体調的には、今までのツアーで、一番最悪でした。

――39度って、ただ寝ているだけでもものすごく辛いのに、そんな最悪の状況下でステージの上に立っていたとは!?
スンヒョン僕だったら無理です(笑)。
ホンギでも、僕のせいでライブをストップさせるわけにはいかないから。

――そんなホンギ君を見ていて、ほかのメンバーはどんな気持ちだったの?
ジェジンホンギ兄さんが必死に頑張っている姿を見て心が痛くなりました。
ホンギステージに上がる前に「俺の声が出なくなったら、申し訳ないけど、お前ら頼む」ってメンバーに言ったんです。そしたら、「もちろん」って。その言葉通り、メンバーが替わりに歌ってくれたり、たくさん僕のフォローをしてくれて。

――メンバーの絆、ありがたみを改めて感じたと。
ホンギそれは、もう当たり前のことだけど、いつも以上にみんなのパフォーマンスが大きくなっていたり、バンドとしての成長を今回ものすごく感じられたんです。
ジェジンライブが終わったら、ホンギ兄さんはステージ袖で死んだように倒れ込んでました。
ホンギ正直、僕、死にそうでした。でも、ステージの上に立って、ファンのみなさんの声を聞いたら、痛みも辛さも全部吹っ飛んじゃったんですよ。自分でもビックリなぐらいに。ライブって、僕たちだけじゃなく、ファンのみなさんがいてこそ成り立つものだってことはずっとわかっていたけど、今回とくにファンの存在の大きさを感じました。あと、代々木のライブには、友達も見に来てくれて。「お前、本気で歌っていたよね」って言われたときは、ちゃんと僕の想いが伝わっているんだなって、本当にうれしかったです。

―― 一番近くにいてくれる友達のその言葉は、最高の褒め言葉、励みになっただろうね。
ホンギ今回は僕にとってとにかく悔しいツアーでした。とくに静岡のファンには、本当に申し訳ないことをしたなって……だから、この借りはいつか必ず返すから、待ってて!どんな形になるかはわからないけど、近いうちに静岡に行きたいと思っているから。そして、このツアーを終えて、何より体調が大事なんだってことを痛感しました。それからとにかくいっぱい寝て、いっぱい食べまくってるから、またどんどんデブになってる(笑)。

――せっかくツアーで痩せたのに。
ホンギライブが始まった瞬間から45分間、ずっと走ってたから、自然と痩せていったんだよね。

――ミンファン君はちゃんとキープしてるんじゃない?
ホンギミンファンもきっと俺みたいにリバウンドするよ(笑)。
ミンファン僕はホンギ兄さんとは違いますから(笑)。

――そんな2人のスタイルも含めて(笑)、今後のFTISLANDの動向もますます見逃せないね。
スンヒョンぜひみなさんこれからもFTISLANDに注目していてください!
(文:星野彩乃/撮り下ろし写真:鈴木かずなり)

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