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跳ね、踊り、食う高校生たちの“全力青春”…『全国高等学校ダンス部選手権』特別賞“ごほうび”映像作品が完成

 毎年夏に開催され、全国高校ダンス部の頂点を目指し、高校生たちが奮闘する『DCC(DANCE CLUB CHAMPIONSHIP)全国高等学校ダンス部選手権』。昨年行われたこの第11回大会で、特別賞『ニチレイフーズ賞』を受賞した三重高校のスペシャルダンスミュージックビデオ(MV)『赤と白』が完成し、28日に公開となった。

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ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデらと共演したMaasa Ishiharaによる圧巻の振付

  • Maasa Ishihara

    Maasa Ishihara

 「頑張る高校生を応援」という思いを元に、2020年から同賞を創設したニチレイフーズ。今年も、売上No.1の看板商品『本格炒め炒飯(R)』1年分とともに、受賞校のスペシャルダンスMV制作を約束。昨年(22年大会)は、大阪府立登美丘高校が受賞し、YouTubeなどで映像作品が公開されている。

 今回公開された映像作品は、ガールズロックバンド・ヤユヨが本大会の公式応援ソングとして書き下ろした「YOUTH OF EDGE」に合わせて、三重高校ダンス部がパフォーマンスを披露。ダンスパフォーマンスの振付は、ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデなどの著名アーティストとステージを共にし、現在は振付師、クリエイティブ・ディレクターとしても活動しているMaasa Ishiharaが担当。さらに、自身の趣味である「アニメ」や「コスプレ」を活かしたTikTok動画やハイテンションなライブ配信が話題となり、SNS総フォロワー数は200万人を超える、本望あやかがナレーターを務めている。

 内容は、「舞台は『秋』。夏の大会も落ち着き、空気が澄んで、空が高く、遠くに感じられる秋の季節。わたしたちはもう 一度、燃え上がる。全校生徒が紅白の2つに分かれ、競い合う。夕焼けに輝く、汗。と向き合う 両者の熱量が観るものを魅了する。赤と白。競い合う」という物語を軸に展開。「青春は、お腹が空く」というメッセージを掲げ、体育祭の応援合戦を舞台に真剣に全力で競い合う学生たち、子どもたちを見守り支える家族の姿が描かれ、勝負が終わると敵味方関係なく、円を囲みながら食事を楽しむ様子が映し出されている。撮影に臨んだ学生たちは、「チームのみんなで一致団結できて、この3年間の部活動で一番良い映像作品が撮れた」「朝から夜までみんなで撮影してきて、最後に全員で食べたチャーハンは格別」と語るなど、思い出深い内容になったようだ。

 ヤユヨのギター・ぺっぺはこの映像作品について、「羨ましいほどのエネルギッシュさを皆さんの踊りや表情から感じました」と第一声。さらに「今日どれだけ悲しいことがあっても、今日は明日ではない。だから"エネルギーを使い果たせ"ばいい。今日は明日ではないように、今日は今しかないから。これは私が少し大人になってから気付いたことです。今まさに悩みや葛藤を抱えている人に届くと良いなと思ってこの詩を書きました」とこの楽曲に込めた思いを述べた。その上で、「私たちは同じ場所を目指していることに変わりはないけど、それぞれが個性を持ってそれぞれの局面と対峙している。勝負をしている。自分と、仲間と、同じ場所に向かって勝負をしつづける。真っ直ぐすすめ!そんなエールを改めてこのムービーから貰いました。作詞作曲者としてはこの上ないほど嬉しい、素敵なスペシャルムービーでした」と、本作から力を得たことを明かした。

DCC 第11回全国高等学校ダンス部選手権【ニチレイフーズ賞 × 三重高等学校】スペシャルムービー「赤と白」メイキング映像

ヤユヨインタビュー全文

ヤユヨ

ヤユヨ

――本スペシャルムービーをご覧になった感想を教えてください。
ぺっぺ(Gt,Cho)羨ましいほどのエネルギッシュさを、皆さんの踊りや表情から感じました。今日どれだけ悲しいことがあっても、今日は明日ではない。だから“エネルギーを使い果たせ”ばいい。今日は明日ではないように、今日は今しかないから。これは私が少し大人になってから気付いたことです。今まさに悩みや葛藤を抱えている人に届くと良いなと思ってこの詩を書きました。私たちは同じ場所を目指していることに変わりはないけど、それぞれが個性を持ってそれぞれの局面と対峙している。勝負をしている。自分と、仲間と、同じ場所に向かって勝負をしつづける。「真っ直ぐすすめ!」そんなエールを改めてこのムービーからもらいました。作詞作曲者としてはこの上ないほどうれしい、素敵なスペシャルムービーでした。

――今回の映像は体育祭をテーマにしていますが、ヤユヨの皆さんの体育祭での思い出を教えてください。
はな(Ba,Cho)皆共通の思い出といえば高校の体育祭です。私たちの高校の体育祭は、仮装して参加する風習があり、体操服を基本ベースとして特殊な髪型をしたり装飾品をつけたり、変なグッズを持ったり、皆で手作りの名札をつけたり、お祭りみたいな記憶です (ちなみにリコは羽をつけてた) 。無邪気に勝負を楽しめるのは、なんだかんだあの頃特有なのかもなと今になって思います。「ちょっと面倒だな」とか、「楽しめないな」と思っていても、大人になると話のネタくらいになるし、一度吹っ切って楽しんでみてほしいなと思います。思い出を振り返った時、クスッと笑える程度に。

――ヤユヨの皆さんにとって「青春」とは?
リコ(Vo,Gt)「青春ってなんだ?」歌詞を書く時によく考えることです。曖昧でよく分からないものだなあと思っているのに、青春を思わず感じてしまう瞬間はよくあります。その大体は過去の記憶で、「THE生きてる!」という時間を思い返して青春だったなあと感じるのです。「生きてる」なんて当たり前の事のようですが、四六時中それを実感しながら過ごしている訳じゃない。だけど、時間を忘れて夢中で奇抜な古着を探してたとき、好きな人に振られて泣いて過呼吸になった時、不意に生きてると感じたのです。これが後になって青春だったのだと気づき、笑い話になっている。ということは?青春とは「THE 生きてる!」な時間の事ですかね、、!?

DCC 第11回全国高等学校ダンス部選手権【ニチレイフーズ賞 × 三重高等学校】スペシャルムービー「赤と白」60秒ver

DCC 第11回全国高等学校ダンス部選手権【ニチレイフーズ賞 × 三重高等学校】スペシャルムービー「赤と白」30秒ver

DCC 第11回全国高等学校ダンス部選手権【ニチレイフーズ賞 × 三重高等学校】スペシャルムービー「赤と白」15秒ver

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