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ブリーチにパーマ…ヘアデザインの施術に革命? 「次世代の美容を担う」究極トリートメントが日本初上陸

『epres(R)(エプレ)』開発者のエリック・プレスリー氏、株式会社コスモの貝塚弘幸氏

『epres(R)(エプレ)』開発者のエリック・プレスリー氏、株式会社コスモの貝塚弘幸氏

 ブリーチ、ヘアカラー、パーマの施術に今や欠かせない“プレックス剤”。それを開発したエリック・プレスリー氏(以下、エリック氏)が、新たに手掛けた結合補修トリートメント『epres(R)(エプレ)』がこの度日本初上陸をはたした。「これ以上、髪にダメージを与えられない」と、これまで躊躇していたカラーやパーマメニューもあるかもしれない。だが、pHに影響をもたらさない同製品を用いることで、ヘアデザインの可能性をさらに広げることができる。同製品の日本導入を取り決めたコスモの貝塚弘幸氏は「これまで制限されていたヘアデザインの幅を広げる、次世代の革命的な製品となる」と力説する。ORICON NEWSでは、貝塚氏と開発者のエリック氏に単独取材を実施。次世代の美容へとつながる展望を聞いた。

ケミカルダメージに弱い日本人の髪質「ケア意識は高い」

『epres(R)(エプレ)』日本初上陸に際し、ローンチパーティーが都内で開催された

『epres(R)(エプレ)』日本初上陸に際し、ローンチパーティーが都内で開催された

 同製品は、ヘアケアとデザインの両立を叶える次世代のボンディング剤と言われている。髪の内部まで補修し、ダメージ毛やエイジング毛をしっかりケアするので、髪のコンディションが原因でこれまで躊躇していたカラーやパーマも対応可能となり、ヘアデザインの幅がさらに広がる。「美容師のクリエイティビティを加速させるアイテム」だと貝塚氏。

「ボンディング剤やプレックス剤は、エリックが10数年前に作り出したものです。それが世界各国に広まって、アジアでも日本人がブリーチをガンガンできるようになったのはここ10年くらいのことだと思います。僕らはそれを目の当たりにしていて、その彼が自分の名前をつけるくらいすごい処方が生まれたとなれば、乗らないわけがない」(貝塚氏)

株式会社コスモ 貝塚弘幸社長

株式会社コスモ 貝塚弘幸社長

 一方、エリック氏はコスモと協働することを決めた理由として、「テクノロジーの理解」を挙げた。

「パートナーとして事業を進めていく上で重要なことは、信頼できる相手かという点。そして、このテクノロジーをきちんと理解してくれるかという部分です。コスモはもっとも商品をテストしてくれて、いろいろな詳細を知ろうとしてくれた。そういった姿勢を見たときに、すごく真剣に取り組んでくれていることが伝わってきました。信頼性などを見ても、コスモはいいパートナーになってくれると実感できました」(エリック氏)

『epres(R)(エプレ)』の開発者 エリック・プレスリー氏

『epres(R)(エプレ)』の開発者 エリック・プレスリー氏

 エリック氏は、日本人の髪質とダメージヘアの関係性を次のように分析する。

「日本人の髪は欧米人と比較すると太いです。そういう髪がダメージヘアと見なされるには、結構なダメージが加算されている状態。それだけのダメージを修復していかなきゃいけないとなると、トリートメント剤にもある程度の力がないとやっていけない課題がありました。以前の製品だと、中心部まで入り込んで修復するという力まではありませんでした。しかし『エプレ』であれば、髪の内部まで入り込む。どんな髪への対応力もアップしていますし、ホームケアキットとして自宅でも簡単に使うことができます」(エリック氏)

「傷まないことによって、”もっとデザインの幅が広がる”」美容業界の新しい発展への起爆剤に

『epres(R)(エプレ)』を塗布していくエリック氏

『epres(R)(エプレ)』を塗布していくエリック氏

 同製品の優れた点として、エリック氏は「pHに影響しないアシッドフリーの成分」を挙げる。薬剤に影響を与えないため、pHバランスを乱すことなく、あらゆるサロンメニューとの組合せが可能。従来の複雑な作業が簡素化でき、同時に施術後の髪の状態をあらゆる面で向上させてくれる。

「『エプレ』はオイルベースで、“酸”が入っていないアシッドフリーです。また、pHバランスにも影響を与えないので、施術本来の効果が出やすい。バイオディフュージョンというリキッドテクノロジーを使っていて、消費者もサロンでも全ての処理として使うことができます」(エリック氏)

 髪の深部まで補修できる強み。以前にはそこまでケアできる商品がなかったため、「思うようなヘアデザインが作り出せずに、もどかしさを抱えていた美容師さんたちもいただろう」と貝塚氏。

「“酸”を使っていないとデザインの邪魔をしないんです。昔は髪が傷むからハイダメージが予測できる施術には手を出せないもどかしさもありました。今では徐々に傷まなくなってきましたが、やはりダメージケアを気にしすぎて、思ったようにできない部分もある。そういった部分がエプレによって軽減されたのは大きいです。海外の美容師さんを見ていると、デザインの自由さ、クリエイティビティを如実に感じます。日本では制限されていただけで、美容師さんたちのクリエイティブはもっと自由に、幅を広げられるはずなんです」(貝塚氏)

 今後の展望として、「『エプレ』は日本市場でものすごく発展していってくれると信じている」とエリック氏は自信を持つ。

「現在25ヵ国で展開していますが、日本人はみなさんものすごく髪の毛を大事にされていると感じます。もともといい髪質のものをもっと良くしていくという面では、『エプレ』はすごくマッチしているので、受け入れてもらえる確率も高い気がしています」(エリック氏)

ローンチパーティーに登壇した貝塚氏

ローンチパーティーに登壇した貝塚氏

 世界中を見渡しても、「日本の美容師の技術力や接偶力はトップクラス」と貝塚氏は語る。ただ一方で、その高い付加価値を価格転嫁できていないとも感じるという。

「韓国に行くと、デジタルパーマで3万円、髪質改善でも最低2万円は取られます。でも日本ではなかなか単価が上がって行かない現状があります。日本の失われた30年のデブレマインドの中で、なかなか値上げが厳しいですが、ここ数年間で日本もインフレにいる。だからこそ今がチャンスだと思っているんです。この『エプレ』というアイテムが、かなりの起爆剤になると思っています」(貝塚氏)

 もちろん「髪の毛が傷まないから単価を上げられる、料金を高く取れるというわけではありません。その時代はもう終わっています」と強調する。

「傷まないことによって、”もっとデザインの幅が広がる”という考え方が大事なんです。それは、もっと新しいクリエイティブに挑戦できるということ。これが日本の美容師さんが持っている技術の価値をもっと上げていく要素になるのではないかと感じています」(貝塚氏)

≫結合補修トリートメント「epres(R)(エプレ)」詳細を見る(外部サイト)

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