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サザンオールスターズ復活&35周年記念企画『新曲に込められた想いを紐解く! ファンに聞いた☆サザンの好きな曲ランキングも』

2013年、夏――。5年ぶりにサザンオールスターズが帰ってきた! そこで、ORICON STYLEでは、彼らの復活&デビュー35周年を記念して2週に渡りサザンを特集。1週目は新曲「ピースとハイライト」をピックアップ。そして、2週目は好きな曲や今後の活動で期待することなど、サザンに関するあらゆることをファン4702名に大調査!みんなはどう思ってる? あなたの知らないサザンの魅力が見えてくるかも!?

“好きなシングル曲”は各時代の名作バラードが人気

 8月7日に5年ぶりとなるニューシングル「ピースとハイライト」をリリース。さらに、8月10日の日産スタジアムを皮切りに全国野外スタジアムツアーをスタートさせ、鮮やかなまでにミュージックシーンへと帰ってきたサザンオールスターズ。幅広い世代に及ぶその人気ぶりは改めて触れるまでもないところだが、ORICON STYLEではサザンの5年ぶりの活動再開とデビュー35周年を記念して、“サザン好き”な全国の10代〜50代の男女4702名を対象に、『好きなところ』、『好きなシングル曲』、『夏に聴きたいシングル曲』、『5年ぶり復活&デビュー35周年のサザンに期待すること』の4項目についてリサーチした。

 まず、『サザンの好きなところ』(複数回答)への回答として最も多かったのが【メロディー(曲)】。男女問わず全世代で1位を獲得しており、メロディーメーカーとしての彼らの真価を示す結果といえるだろう。これに次ぐ高い支持率だったのが【歌詞】で、この2項目に関しては50%以上の回答率があった(メロディー:83.3%、歌詞:53.8%)。音楽を創作する上での基本となる2要素が、そろって全世代から高く支持されるところに、35年の長きにわたって日本の音楽シーンをリードしてきた、サザンの“長寿の秘訣”があると言っていいだろう。さらに、30%の回答率で【ノリの良さ】(39.5%)、【歌声(ハーモニー)】(35.5%)、【おもしろさ(ユーモア)】(35.3%)、【老若男女問わず愛される】(33.4%)という項目が並ぶ、3人に1人がこれらの回答を挙げているところに、バンドとしての奥の深さを合わせて感じ取ることができる。

 続いて、『好きなシングル曲』(複数回答)については、【いとしのエリー】(1位/1979年3月発売)、【TSUNAMI】(2位/2000年1月発売)、【真夏の果実】(3位/1990年7月発売)、【涙のキッス】(4位/1992年7月発売)という、彼らを代表するバラードナンバーが上位4曲を占めた。20代で【TSUNAMI】が1位、30代で【真夏の果実】が1位に選ばれるという、それぞれの世代が10代の前半頃に発表された作品に高い支持が集まっていることも興味深いが、それ以上に10代のトップに40代、50代と同じく【いとしのエリー】がランクされているところに注目したい。「いろんな人にカバーもされていて、歌詞が本当に良いので」(愛知県/10代/女性)というコメントにもあるように、ほかのアーティストを介してサザンの曲に巡り会ったケースも少なくないだろうが、サザンファンの親を通じて耳にしたというパターンも否定できない。“国民的ロックバンド”と称される所以ではないだろうか。

もちろん、サザンの人気曲はバラードのみにとどまらず、【勝手にシンドバッド】(5位)や【エロティカ・セブン】(6位)といった乗りのいいナンバーも含まれている一方、民族音楽的なリズムを導入したり、1996年の時点でラップをフィーチャーするなどかなり先鋭的なアプローチを盛り込んだ【愛の言霊(ことだま) 〜Spiritual Message〜】が7位にランクされてもおり、彼らのファン層の嗜好が実に多彩であり、そのバラエティ豊かな音楽ファンを虜にしてしまうサザンのすごさを感じてしまう結果とも言える。

日本を元気に! 復活☆サザンに期待したいことは?

 では、この季節、すなわち夏に人々はどんなサザンの曲を聴きたいのだろうか? 『夏に聴きたいシングル曲』(複数回答)を調査した結果、【真夏の果実】(1位)と【勝手にシンドバッド】(2位)というタイプの異なる2曲が上位を分け合う形となった。「夏の夕暮れにしんみり聴きたくなる」(「真夏の果実」宮城県/30代/女性)、「夏は、バカ騒ぎの季節。説明要らないこの歌が最高」(「勝手にシンドバッド」兵庫県/40代/男性)という対極的なコメントにもあるように、シチュエーションに応じて選べる夏の代表曲ということになりそうだ。さらに、【チャコの海岸物語】(3位)がこれに加わってくる。「イントロが流れてきたら目の前がいきなり海」(茨城県/50代/女性)という描写力もまた、サザンの曲を夏のスタンダードにしている大きな要素と言えるだろう。サザンナンバーで人気の高い「希望の轍」について、シングル曲ではないため泣く泣く挙げなかったという声が多かったことも付け加えておきたい。

 最後に、『5年ぶり復活&デビュー35周年のサザンに期待すること』に対するさまざまな声を紹介したい。「夏の定番となるような曲を新たに出してほしい」(長崎県/10代/男性)、「どんどんファンを驚かせるようなことをしていってほしい」(東京都/20代/女性)、「名曲を期待してます」(愛媛県/20代/男性)、「ライブをたくさんやってほしい」(神奈川県/30代/男性)、「地方にも来てほしい」(新潟県/30代/女性)、「ベテランという既成概念に囚われずに、いろんなことに挑戦してほしい」(福岡県/30代/男性)、「いままで以上の名曲を作ってほしい」(茨城県/40代/女性)、「何十年もみんなから愛される曲をまだまだ作り続けてほしいです」(三重県/40代/女性)、「日本を元気にしてほしい」(新潟県/50代/男性)などなど、その活動を心待ちにしていた声と、新たな活動への期待感は大きい。日本中が注目するサザンの35年目のパフォーマンスが、いよいよ開幕だ。

(文:田井裕規)

【調査概要】
調査時期:2013年7月5日(金)〜7月19日(金)
調査対象:合計4702名(「サザンオールスターズが好き」と回答した自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査

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【番組情報】
◆『サザンオールスターズ35周年スペシャル「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』
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                            「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』

9月22日(日)後5:00〜 (WOWOWライブ)

関連リンク

【サザン特集☆1stWeek】5年ぶり新曲「ピースとハイライト」に込めた思いとは?
オフィシャルサイト
【サザン特集☆2ndWeek】好きな曲ランキング
【サザン特集☆2ndWeek】夏に聴きたい曲ランキング
【サザン特集☆2ndWeek】今後の活動で期待することは?

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